昨日は
YouTubeの撮影のため、
芸術の森の
キース・へリング展に
行ってきました。
1980年代を代表する
アメリカのアーティストですね。
まあ、お察しの通り
美術に対しての知識は
ほぼゼロなので(笑)、
いきなり行って
理解できるものなのか
ちょっと不安でしたが、
むっちゃ良かったです。
カンタンに言うと、
僕みたいな
「ニワカ」に対しての
配慮がされてるんですよね。
正直なところ、
ただ作品が
並んでいるだけですと、
何が何だか
わかんないじゃないですか(笑)。
それを「感じる」のが
美術鑑賞なのかもしれませんが、
それってド素人には
結構、ハードルが高いですよ。
今回の展示会は、
作品が内容や年代ごとに
グループ分けされ、
最初に
「このグループの作品は
こういった意図で作られてます」
という説明が
書かれています。
その文章も
気取った意味のわかりにくい
内容ではありませんし、
かと言って、
陳腐に感じてしまうほど
説明がしつこかったり
具体的過ぎたりもしない。
作品の楽しみ方を
教えてもらってから
進むことができるので、
すごく面白かったですね。
何なら見終わった後は、
ちょっと
キース・へリングについて
語れる気がしますもん(笑)。
この「ニワカ層」の
取り込みって、
すごく重要ですよね。
誰しも最初は
その分野のニワカですから、
そこから育てていかないと
ロイヤルカスタマーには
なってくれません。
ところが、
商品やサービスを
販売する側って
その道のプロですから、
どんどん
ニワカの気持ちが
わからなくなってくる訳です。
例えば、野球の素人を
球場に連れて行くことに
なったとしましょう。
詳しいルールを知らなくても
楽しんでもらうには
どうしたらいいか・・・
そう考えた時に
わかりやすく
凄さが伝わるよう、
ものすごく速い球を
投げるピッチャーが
出てくる試合を選んだと。
そして、
160km/hを連発する
ピッチャーを見せながら、
「ほら、すごい速さでしょ?」
と話を振ったところ、
「160km/hって速いんですか?」
と、返されてしまった…。
みたいな感じですかね(笑)。
野球に詳しい人からすると、
「速い球を投げる!」
というのはいかにも
わかりやすいことに感じますが、
野球の知識が
全く無い人からすると、
何キロだったら速くて
何キロだったら遅いのかすら
わからないんですよ。
ハッキリ言って、
スタンドから見ていると
140km/hも160km/hも
たいして変わりませんし。
ですが、
ルールすら
よくわかっていなくても、
札幌ドームの外野席で
大はしゃぎしてる
ギャルもいるんです(笑)。
彼女たちは
「選手がイケメンだから好き」
「応援歌をみんなで歌うのが
楽しいから好き」
「ユニフォームを着るのが
コスプレみたいで好き」
とまあ、野球という
競技に対して
何の関心もありませんが(笑)、
同じチームを
応援している多くの人と
一緒になって盛り上がるのが
楽しいと感じる訳ですね。
(これは僕の
昔の知り合いの話です 笑)
こういう視点が、
プロになってしまうと
抜けてくるんですよ。
僕はコンサルタントの中でも
すごく幅広い業種を
担当しているタイプなので、
業界のことを
全く知らないケースも
珍しくありません。
しかし、
そういうフラットな人の方が
顧客目線での改善点が
すぐにわかるもんなんですよね。
「ニワカ」を
掴むための戦略を
打ち出したはずなのに、
実は全く
ニワカに寄り添えていない
なんてことはよくあります。
もう一度、
目線を合わせ方を
考えてみてはいかがでしょうか?
————————————–
【だーちー漢旅 札幌芸術の森編】
キース・ヘリング展に突入!
和のスイーツセットが過去最高のクオリティ・・・
是非、チャンネル登録をお願いします!!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
お気軽にお読みくださいませ!
会社名 | 株式会社F.A.O (日報ステーション札幌) |
---|---|
住所 | 〒001-0035 札幌市北区北35条西3丁目3−23 日宝ノール北35条105 |
TEL | 011-214-0677 |
info@nippo-sapporo.com |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 10月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |