昨日は経営者交流会の
会議に参加。
後半は過去に卒業した
先輩方を講師として
お招きしての
セミナーもありました。
大抵、人のセミナーを
例に出す時は文句ばかり
言っている私ですが(笑)、
昨日は良かったですねぇ。
本職の講師ではないのに
あれだけしゃべれる人は
なかなかいないのでは。
何が素晴らしいかって、
良い講師は
お客さんの温度を
測れるんですよね。
全ては「温度管理」で決まる。
会のOBとは言え、
現役メンバーの
大半にとっては
知らない人ですから、
最初からホームの
空気感は無いんですよ。
敬意こそ払えど、
「誰やねん…」
と多くの人が
思っているところなので、
話をきっちりと
聞いてもらうためには
まずは会場の温度を
上げなきゃならないんです。
この温度を感知する
センサーが壊れている人は、
最初からいきなり
自分の話したいことを
一方的に話してしまうので、
終始シラーっとした
冷たい空気が流れてしまう。
この状態では
どれだけ良いことを言っても、
受講者には届きません。
スマホいじってますから(笑)。
今回は講師の方が
ここを理解されていたので、
話し始めて
会場の空気を察知してから
明らかに本筋とは関係のない
雑談で笑いを取りにきてました。
「このまま話すとヤバい…」
と感じたんだと思います(笑)。
コレができるかどうかが
大きな分かれ目なんですよね。
出だしに会場を温めるのは
いわゆる「ツカミ」と
呼ばれるものですが、
一度温度が上がっても
マジメな話をしていると
(それがどれだけ
ためになる内容でも)
温度は確実に下がってきます。
それを感じたら
また温めてあげて
本編に戻り、
また下がったら
さらに温めなおし……
と、丁寧に
温度管理をしてあげないと
受講者の満足度は上がりません。
どれだけ良い
食材を使っても、
火加減を間違えて
焦がしてしまったら
台無しですよね?
内容さえ良ければ
何とかなるほど、
人前で話すってのは
甘くありませんから、
『温度管理』を
何よりも大事にしましょう!
と、改めて思った一日。
【関連動画】
これからセミナーや
プレゼンをする方へ!
内容の良し悪しよりも、
「ツカミ」の方が重要です!!
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