僕はジャイアンツの
原監督の現役時代に憧れて
野球を始めたんですが、
原さんは監督としても
非常に優秀で、
既に歴代12位の
勝利数を記録しています。
まだ61歳ですからね、
やろうと思えば
あと10年は
続けられるんじゃないかと。
そんな原さんは、
ネットで「左右病」と
采配を批判されています。
野球界には
「右投手には左打者、
左投手には右打者が有利」
というセオリーがあり、
原さんが
あまりにも露骨に
このセオリーを守ることを
揶揄してるんですね。
先日の
横浜ベイスターズとの試合でも、
相手が左投手だったため
ズラッと右打者を並べた
オーダーを組んだんですが、
その投手には
「左打者がニガテ」という
データがあったんですよ。
それに対して、
「左打者がニガテな相手に
右打者を並べるのはおかしい」
「この程度の
データも知らないのか」
と、自称野球通のバカが
ネットで騒いでいたんですが(笑)、
この選手起用には
原監督なりの考えがある訳です。
あえてデータを無視する理由
原監督は
この采配について、
「左打者がニガテという
データは当然知っていた」
とインタビューで
答えています。
そのうえで
「うちのチームは
“役割”で起用を決めている」
と話していたんですね。
つまり、
相手に合わせて
采配を変えるのではなく、
「右投手には左打者、
左投手には右打者を出すよ」
というルールを
チーム内で決めて、
それを徹底しているんですよ。
原監督はごく一部の
主力選手を除き、
相手投手が左か右かで
どんどんオーダーを替えます。
試合中も
左打者のところで
左投手が出てきたら、
前の打席で
ヒットを打ってようが、
実績のある
ベテラン選手だろうが
容赦なく右打者に替える。
ここが
ハッキリしていると、
選手は自分の出番が
どのタイミングなのかわかり
準備がしやすくなりますし、
スタメンを外されたり
代打を出されたりしても
「自分の問題ではなく
役割の問題」
と割り切れるので、
ベンチでふて腐れる
なんてことも無くなります。
(プロでもよくありますから…)
相手に合わせて
動きを変えるのではなく、
チーム内のルールを
徹底することで、
全体のモチベーションを
保っているんですね。
そうすると
控え選手も力を
発揮しやすくなるので、
結果的に
選手層が厚くなる。
金を出して
良い選手を集めれば
強いチームができるなんて、
単純なもんじゃないんですよ。
今の時代は
あらゆるデータが
ネットで手に入りますが、
そのデータに
振り回されている人も
多いように感じます。
データよりも
「人が動きやすい環境」
を作った方が
良い結果が出るケースも
ありますから、
何を重視するのかを
見誤らないようにしたいですね!
そして、
浅知恵で偉そうに
批判をしているバカは(笑)、
スポーツ選手や監督を
もっとリスペクト
して欲しいもんです。
君らが
知ってるようなことは、
プロなら全員
知ってるっちゅうねん。
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