僕はむか~し
塾の講師をしておりまして、
当時は国語の
指導もしておりました。
で、テストの採点も
何千枚・何万枚としてきたので、
こう…日本語の乱れが
結構気になるタイプです。
文章を読んでいると
誤字・脱字を無意識に
バシバシ見つけちゃいますし、
人がしゃべっていても
文法のおかしさや
言葉選びのミスが気になる。
「ギガ使いすぎて…」
みたいな訳のわからん
言葉を聞くと、
イラっとする(笑)。
よっぽど親しい人でないと
いちいち指摘はしませんけど、
心の中では
ひっかかりがあるんですよ…。
例えばですけど、
「この商品が良いですよ」
と
「この商品は良いですよ」
だと、
似たような言葉でも
ニュアンスが
だいぶ違いますよね??
前者は
数ある選択肢の中から
相手に最もマッチする
モノを選んだ…
という感じがしますが、
後者は
フラットに複数の商品の
良し悪しを伝えた後に
特に良いと思うモノを薦めた…
というニュアンス。
助詞が一文字違うだけで
意味合いって全然違うんですよ。
であれば、
使う単語を変えたり
語順を変えたり
言い方を変えたりすると、
相手に与える印象が
大きく変わるって当然ですよね。
他にも、人間って
無意識に相手の次の言葉を
予測しながら話を聞いています。
例えば、
「確かに凄いと思うよ」
と相手が言ったら
次に「否定の言葉がくる」
ってわかりますよね?
ここで否定がこないと
聞いていて気持ち悪いような
感覚になりますし、
逆に相手の予測を
裏切る言葉を選ぶことで
意識を惹きつけることもできます。
言葉って、選び方一つで
凄く大きな影響を
与えられるのに、
そこに鈍感な人が多いのは
モッタイナイな~と感じるんですよ。
僕は講師業なので
わかりやすく
言葉を仕事にしていますが、
誰だって顧客心理を
自分の思惑通りに
誘導するために
言葉を使うのは一緒です。
普段の会話や
何気なく使っている言葉に
もっと注意を向けると、
相手に使うと
有効な言葉の選び方が
わかってくるはず。
助詞の一文字にまで
気を配るような意識を
日頃から持っておきたいですね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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