昨日は、
90日間集中コンサルティングの
クライアントである
M社長との面談日。
建築業の方なので
震災の影響で
爆発的に仕事が増えており、
外注をフル稼働させても
受けきれないくらいの
分量になっているようです。
M社長も現場に出ないと
仕事がまわらない状態。
このこと自体は
嬉しい悲鳴と
言えるかもしれませんが、
コンサルタントの視点だと
危険な兆候とも言えます。
目の前の仕事をこなすことに
必死になっていると、
長期的な利益を生む
仕掛けをすることに対して
時間を割くことができないからです。
震災などの外的要因で
突発的に増えた客の多くは、
すぐにいなくなって
リピーターになることはありません。
アナタの会社に
どうしても仕事を
依頼したかったのではなく、
緊急対応をしてくれるなら
どこでもいいと
思っている人達ですから。
その対応をすることで
一時的に売上が伸びたとしても、
継続的な収益には
つながっていかないんですね。
M社長は優秀な方で
そのことに気付いていたため、
最も重要視すべき
『第二領域』への取り組みに
時間を割いて頂くプランを
ご提案しました。
『第二領域』とは
全ての仕事を重要か緊急かという
観点で区分した時に、
「重要性が高いが、緊急性は低い」
という分類をされる
仕事のことです。
経営者はココに
注力しなければなりません。
一見、
「重要性も緊急性も高い」
仕事の方が大切に見えますよね?
ですが、区分をするのであれば、
震災の影響で
どんどん入ってきた
施工の仕事は、
「重要性も緊急性も高い」
という分類になるんですよ。
だって、施工をして
お金を頂くこと自体は
重要に決まってますし、
お客様がお困りで
すぐに対応を求めているので
緊急な案件とも言えますから。
ただ、前述の通り、
この緊急対応の施工は
「目先の仕事」と
言い換えることもできます。
社長までが現場に出て
目先の仕事を優先していると、
仕事が無くなった時期に
慌てて対策を練る必要が出てきます。
それでは遅いんですよね。
ということで、
M社長のお話を詳しく聞くと
春先に仕事が減ってしまう
傾向があるということだったので、
今から既存客に
長期的なアプローチを仕掛けて
売上の波を無くしていくための
行動を優先してもらうことにしました。
日報で管理をして
一定の時間を
毎日必ず確保してもらい、
将来への種まきとなる行動の
優先順位をグッとあげて頂けたので
今後がどうなるか非常に楽しみ。
『第二領域』の活動は
すぐには目に見える
結果が出ないので、
大切だとわかっていながらも
なかなか継続することができません。
だからこそ、
ココに注力できる人は
周りに大きな差をつけられます。
業務の中の
優先順位をあげることを
強くオススメしますよ。
自分でやるのが
難しいと感じた方は
『日報コンサルティング』
というものが
ありますので(笑)。
お気軽にお問い合わせを。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
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