ここ数日、
パッとしない天気が
続いております。
(今日は良い天気)
僕みたいな仕事だと
全く関係無いんですが、
雨っていうだけで
道行く人の数は確実に減るので、
飲食店や小売店なんかは
客足が減りますよね。
飛び込み客がメインの業態は
天候と売上ってバカにならない
関連性の強さがあります。
ということで対策として、
「雨の日割引」ですとか
「雨の日はポイント2倍」
みたいな特典をつけて、
何とか家から人を
引っ張り出そうという
努力をしている会社も。
ただ、僕としては、
「天候の悪い日でも
晴れの日と同じくらいの
来客数を狙おう・・・」
という考えって
無理があると思うんですよ。
雨の日に無理な集客は必要ない?
なんでしょうね、
店側からすると
来客数が減るのって
マイナスでしかないと
感じるかもしれませんが、
消費者側からすると
そんなことないんですよ。
なぜかって
「人が少ない」から。
味は好きなんだけど
人が多くてうるさい店なんかは
「今日行けば空いてて
ゆっくりできるかも!」
と僕なんかは思います。
昔(もう10年くらい前ですが)、
ディズニーランドに
雨の日に行ったら快適すぎたのを
ふと思い出しました(笑)。
何が言いたいかというと、
「雨の日でもなんとかして
人を家から引きずり出して
普段通りの営業をしよう」
ではなくて、
「雨で人が少なくなる空間に
魅力を感じるような人に
普段できないサービスをしよう」
の方がいいんじゃない?ってことです。
例えば、飲食店の場合なら、
普段はお店が混むので
二時間で退席してもらうのが
基本だったとしても、
どうせ何回転もするほど
お客さんが来ないのであれば、
時間がないとできない
「ワインの楽しみ方講座」とか
「日本酒飲み比べイベント」
なんかを開いて、
少数のお客さんに
長時間滞在してもらうとか、
熱狂的な
お店のファンになってもらうとか、
そういうことに
時間を使った方が生産的ですよね。
人が来にくい条件の日には
無理に人を集めるのではなくて、
「一部のお客さんに
たっぷり手間をかけられる日」
という考え方をするのがオススメ。
もちろん、雨は急に降るので、
天候が悪いとわかった時に
直ちに見込客に対して
連絡できる手段がなきゃ
成立しませんから、
普段からいかに
リストやフォロワーを獲得する
地道な作業をしているかも
大事にはなってきますが、
ここでお伝えしたいのは
「流れは逆らうよりも
利用する方が良い」ってことです。
雨の日に限らず、
まだ広告宣伝が十分でなく
お客さんがまばらにしか来ない・・・
なんて状態の場合も
無理にお客さんを集めて
その空白を埋めるのではなく、
「一人に対して使える時間が多くある」
という考え方ができると
客単価を上げたり
ロイヤルカスタマーを作ったりが
しやすくなりますよ。
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