昨日は
コンサルティングの顧問先にて、
業務・人材育成マニュアルを
作るポイントについての
研修をさせて頂きました。
マニュアル作成を
していない企業は多数ありますが、
絶対に作った方が良いですね。
・誰でも一定レベルの指導ができる
・スタッフの成長速度が上がる
・仕事の属人化を防げる
(この人じゃないとできない…
という仕事を無くせるということです)
などなど、
メリットがいくらでもあります。
マニュアルに否定的だと
と考える方が多いようですが、
それは間違い。
マニュアルの内容が
まともなものであれば、
マニュアル通りに動ける人は
「全ての業務を一定水準以上にこなせる」
ってことですもん。
それってすごく優秀ですよ。
マニュアル通りに動く人が
「使えない」と感じるのなら、
それはマニュアル自体が
使えないんだと気づかないと。
と言うと、
と思った方もいるはず。
その場合は
どうすればいいのかというと、
『目的』を設定すればいいんです。
例えば、「挨拶の仕方」を
マニュアルにしたとしましょう。
その場合の達成基準は
・元気よく声を出しているか?
・相手の目を見ているか?
・おじぎの角度は○○度になっているか?
みたいな感じですよね。
いわゆるマニュアル人間は
この「達成基準を満たすこと」自体が
『目的』になっているので、
とりあえず
目を見て大声を出して
おじぎするんですよ。
すると、達成基準は
一応満たしたことになりますが、
形だけの挨拶になってしまうんですね。
そこで、
このマニュアルに
達成基準だけではなく、
「コミュニケーションを円滑にする」
といった『目的』も設定するんです。
すると、
相手に好感を持ってもらえるような
笑顔で挨拶をしようとか、
立ち話でもいいから
「雑談」を交えることで
人間関係を構築しようとか、
形だけの挨拶で終わらない
意識が生まれてきます。
繰り返しになりますが、
マニュアルを用いることで
機械的な対応しか
できなくなるとしたら、
それはマニュアル自体に
問題があるんです。
組織として動く以上、
一定のルールや
一定の方向性は必須。
100点のものを作ろうと
力む必要なんてありません。
70点のマニュアルで
構いませんから
まずは作ってみて、
スタッフ達の意見をくみ取り
どんどんブラッシュアップ
していきましょう!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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