昨日は友人の結婚式に参加。
親しい人だけで
こじんまりとやりたいとの
意向だったようで、
参加者は親族も入れて
両家合わせて50名ほどでした。
僕はギリギリに着いたので、
中に入るとすぐに
待機所のようなところに
案内されることに。
既に参加者は
ほぼ全員そこに集まっており、
式のスタートを待つばかり。
時間になったら
会場に一斉に移動するんだろうなと
思い込んでました。
ところが、
その待機所っぽい場所に
司会の方が現れまして、
すぐに新郎新婦が入場することに。
大変失礼ながら
と思ってしまいました(笑)。
ただ、実際に始まってみると、
場所が変に広くないぶん
一体感があって良い感じ。
15分ほど神前結婚式を行い、
終わるとすぐに
新郎新婦が入場してきた
階段を全員で上がりました。
すると、そこには
食事が用意されていまして
そのまま披露宴へ。
新婦が作った
二人の出会いを振り返る
VTR鑑賞とケーキ入刀以外は、
食事をしながら
皆で歓談するシンプルなつくり。
新郎新婦が近い距離に居て
いつでも話をしに行ける
身内感が良かったですね。
二次会も全体参加のものは
用意されておらず、
有志だけで勝手に行くというのも
斬新に感じました(笑)。
今は、こういう形の結婚式が
増えているみたいですね。
昔は結婚式と言えば、
友人やら職場の人やらを
全て呼ばなければならず、
式場では○○をして
披露宴では○○をして
二次会では○○をして…
という暗黙のルールが
たくさんあったと思うんですよ。
ですが、今って
価値観がものすごく
多様化しています。
子どもの頃って
学校に行くと
皆が前日に同じテレビを見ていて、
ヒット曲は
全員が知っていて…
という時代でしたが、
今はそうじゃないんですよね。
ネットを使えば
とんでもない量の
情報を取得できるので、
興味を持つ対象の幅が
ものすごく広がってます。
そうなると、
人との共通の話題って
減るんですよ。
狭い分野で
同じ価値観を持つ人と
「狭く深く」の人間関係が
生まれやすくなる。
さらに、社会の流れとしても
「会社での強制参加の飲み会は悪」
みたいな
個人の時間を重んじる考え方が
浸透してきましたから、
「大人数で集まって何かやろう!」
という機会は
どんどん減っていくんでしょうね。
となると、当然ながら
企業に対して求められる
サービスの内容も
大きく変わってきます。
結婚式で言うと
大規模で
画一的なものではなく、
小規模で
新郎新婦の意向を
反映しやすいものが
主流になってきているように、
他の業界でも
幅の広がった価値観に
対応できる商材が
求められている訳です。
その広がった幅に対して
浅く広く対応していくのか、
見込み客の母数は減っても
何か一つの分野に特化して
商材を提供していくのか。
この辺りが、
経営者のかじ取りとして
求められる要素の一つです。
何気なく参加した
結婚式一つをとっても、
世間の動向を
読み取るヒントは
隠されていますから、
他業種の取り組んでいることも
常に見逃さないようにしたいですね!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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