新年明けましておめでとうございます。
ということで、
2025年第一号のブログです。
お正月は久しぶりに
実家に少し顔を出しましたが、
今でも少数ですが
年賀状が届いてましたね。
気が付くともう
プライベートな年賀状は
一切出さなくなったなぁ。
いわゆる
「年賀状じまい」をしております。
年賀状は減少傾向だが・・・
世の中的にも
この風潮は加速しておりまして、
今年の元日に
配達された年賀状は
「4億9100万通」。
2024年は
「7億4300万通」だったので
34%減少したそうです。
ちなみに2023年は
「10億7000万通」だったため、
昨年は25%減。
年々数は減り続けていますが、
今年は特に
下がり幅が大きかった訳ですね。
※日本郵政グループの発表による※
この減少は、
年賀はがきの
価格が上がったことも
一因であると言われてます。
2024年10月に
「63円から85円」と
35%の値上げがされたんです。
これに対して、
「値上げが原因で
年賀状じまいが加速した」
「年賀状オワタ」
という意見も
多数見られましたが(笑)、
ビジネス的に見ると
また違った視点があります。
「減収増益」のビジネスモデルを
ややこしくなるので、
「年賀状という
文化を残すべきか否か」
といった観点は無視しますが、
35%の値上げをして
34%の数が減った。
コレだけ見ると、
ビジネス的には
非常に良い傾向です。
売上に注目すると、
昨年は約468億円、
今年は約366億円なので
22%減となっておりますが、
配達数が34%減ったということは
経費が大きく下がります。
いわゆる「減収増益」が
進んでいる訳ですね。
(年賀状に関しては
大量のハガキをゴムでまとめて
各家庭に雑に配ることができるため、
手間が少なめで
黒字になりやすい事業なのですが、
言いたいこととは
ズレてくるので無視します 笑)
要は、値上げをしたことで
客数が減ったとしても、
利益はむしろ
増えるケースが多い
ということです。
50%の値上げをしたことで
お客さんが半分になったとしても、
売上は25%しか下がりません。
それでも手間や経費は
半分になる訳ですから、
利益と使える時間は増える。
それを使えば
残ってくれた優良顧客への対応を
より手厚くして
さらなる値上げをすることも、
自分のスキルを高めることも、
より高度な社員教育をすることも、
別の事業を展開することも
できる訳ですね。
値上げをせず
客数を増やすことで
見かけの売上を伸ばすよりも、
遥かに意味があることが
わかっていただけると思います。
「値上げをするとお客さんが
離れてしまうのでは・・・」
という不安は
よくわかりますが、
そもそもお客さんは
減っていいんです。
むしろ、常にお客さん対応で
手が一杯になってしまって、
経営計画を立てる時間や
事業の現状を見直す時間が
取れない状態が最もリスキー。
極力、短時間で
利益が残せる仕組みを作り、
空いた時間で
新たな事業に取り組んだり、
会社を整備したりする。
結果的には
こちらの方が経営が
安定してくるケースが多いので、
今年は思い切った
「値上げ」に中小企業は
取り組んでいきましょう!
(もちろん、戦略があれば
安価な商品を大量に売るのが
効果的なケースもあるので、
単純化した例だとお考えください)
そう言われても
やり方がよくわからないという場合は、
スポットコンサルティングや
経営塾(PRI CLUB)でその方法を
お伝えしておりますので、
是非、お気軽にお問い合わせくださいね。
2025年も
よろしくお願いいたします!
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