ここ最近、
情報発信の量を
増やすようにしているので、
必然的に
SNSを見る時間も
増えてきました。
結果として、
鮨屋と揉めた
港区女子のような
イカれた人々の投稿を
見ることになってしまい、
嫌な気持ちになることも
多いんですが(笑)、
最近トレンドになっている
「焼肉食べ放題の店で
牛タン50人前食べたら
店と揉めちまったぜ」
という投稿は、
経営にも
関連する話なので
今回のネタにしようかなと。
(先週公開予定だったので
ちょっと旬は過ぎました 笑)
話としては
上記の通りで、
世の中の声としては
「食べ放題だからと言って
同じ商品を異常に注文するのは
モラルに欠けている」派と
「食べ放題という
ルールの中で残さずに
食べているんだから
何も問題はないだろう」派に
分かれているという感じ。
で、結論から言うと、
経営者としての
視点で考えるのであれば、
「お客さんのモラル」という
曖昧なモノに頼っていると
確実にしっぺ返しをくらうので、
(お客さんは自分の利益を
最大化することを考えるので
当たり前っちゃ当たり前)
ルールをきちんと
設定しておかないと
問題が起こってしまいます。
以前にあった
「令和納豆」というお店の
『パスを購入すれば
一生納豆が無料で食べられる』
という詐欺企画みたいに
ならないように
気を付けましょうねー!
で、終わりに
なってしまうところ
なんですが(笑)。
僕が今回言いたいのは
もっと「そもそも」のところ。
だってね、
対策としては
色んなルールを作って
お客さんが変なことを
しないように、
ガチガチに
縛りを入れれば
トラブルは防げますよ。
ですが、
そんな
訴訟大国アメリカみたいな
店を作りたいか?って話です(笑)。
入店した時の
ルール説明だけで
5分~10分かかるような
面倒くさい店は、
客にとっても
店にとっても
マイナスなんですよね。
かと言って、
ルールを厳格に決めないと
モラルに欠ける一部の客のせいで
トラブルが起こってしまう。
うーん・・・
「価格設定」で客を選ぶ。
では、どうすれば
上記の二つを両立できるのか。
もしですね、
今回の
舞台となった焼肉店が
「食べ放題3万円」
のお店だったとしたら、
こんなトラブルは
起きてないはずなんですよ。
嫌な言い方に
なるかもしれませんが、
金額が安い店には
モラルのない人が
集まりやすいし、
金額の高い店なら
逆になるという傾向は
間違いなくあるんです。
(何事にも例外はありますが)
価格の設定って
多くの経営者様が
悩んでいる部分ですが、
単に
利益がいくら出るとか
客数が増える減るとかって
話だけではなく、
「誰をターゲットにするか」
「うちはこういう店だ!」
という決意表明こそが
『価格』なんですよ。
例えば、
「牛丼一杯3,000円です」
という
店があったとしたら
どんな印象を受けますかね?
(インバウンド向けに
ただ値上げしただけという
ケースは無視してください)
一般的な
牛丼と言えば、
「早い、安い、美味い」
のイメージが
広く根付いている
ファストフードに近い
食べ物と認識されてます。
それを3,000円で
販売していると聞いた時点で、
というイメージを
与えると同時に、
「牛丼とは安く食べるモノ」
という
認識をしている人の
店選びの選択肢からは外れます。
ですが、牛丼という
食べ物が本当に好きで、
「金額は高くてもいいから
至高の牛丼が食べたいんや!」
と、考えている人がいたら、
その人にとっては
行きたくてたまらない店に
見えるはず。
つまり、
『牛丼は3,000円』という
価格設定ただ一つで、
「とにかく安く食べたい」
という人を弾き飛ばし、
「本気の牛丼が食べたい」
という真の牛丼ファンを
寄せ付ける効果が
生まれる訳です。
まとめると、
「ガチガチのルールで
縛られている店は
作りたくないし、
モラルのない客にも
来て欲しくない」
と思うのであれば、
その対策は
『値上げ』一択。
「ルールに明記されてないから」
という理由で
滅茶苦茶やるような
お客さんを一掃できます。
逆に言うと、
誰でも行けるような
安い価格設定の店であれば、
「お客さんのモラルに期待」
という発想はNG。
「スシローペロペロ事件」
みたいなことは、
高級レストランでは
まず起こらないですからね。
質の悪いお客さんの
相手をしたくないと
本気で思うのであれば、
思い切った値上げで
決意表明をするという
行動が必要なこともあります!
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日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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