スタバでテイクアウトなんてしない。

 

 

 

 

昨日は、札駅の
ステラプレイスの
スターバックスにて、

 

黙々と事業計画を
作っていました。

 

 

 

 

ここって僕からすると
不思議な場所で、

 

常に注文の行列ができているのに
そう広くない店内には
いつも空席があります。

 

 

 

つまり、多くの人は
「テイクアウト」で注文を
しているということです。

 

 

 

テ、テイクアウトかぁ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、僕は一度も
カフェでテイクアウトを
したことがないんですよね。

 

 

何故かと言うと、

僕にとってカフェって
「場所」を買うための
お店だからなんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

一人で考え事をしたい時や
お客様との打ち合わせの際に
使う場所がカフェなので、

 

テイクアウトって
全く意味が無いんですよね。

 

 

 

 

で、考えてみると、
今までに色んなカフェを
何回も利用しているはずなのに、

 

「どこのコーヒーが美味しいか」

 

「コーヒーの金額がいくらか」

 

「どんなメニューがあるのか」

 

という情報を
僕は全然覚えてない(笑)。

 

 

 

 

 

 

「場所を使う権利」として
コーヒーを買っているので、

 

味だの金額だのに
意識が向いていなかった
ってことですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に、

 

「店内がうるさいかどうか」

 

「店内の雰囲気は良いか」

 

「どの時間が混み合うのか」

 

 

といった
場所についての情報は
たっぷり持っている訳です。

 

 

 

つまり、僕みたいな層は、

 

カフェで出てくるのが
インスタントコーヒーでも
全然構わないんですよ(笑)。

 

 

それが1,000円だとしても
全く不満なんて持ちません。

 

 

デスクワークや打ち合わせに
適している場所なのであれば、
他の要素はどうでもいいんです。

 

（1万円だったら困りますよ　笑）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが
カフェというだけで、

 

 

という先入観に
とらわれてしまう人が
なんと多いことか…。

 

 

 

 

そりゃ美味しいに
越したことはないですが、

 

それが必要なのは
「味で店を選ぶ人」を
ターゲットにした場合です。

 

 

 

 

 

「飲食店は味で
勝負をしなければならない」

 

という考え方自体が
ターゲット設定の幅を
狭めてしまっているんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、ＢＡＲなのに
酒のまずい店が
あってもいいんですよ。

 

 

 

 

ということを
目的としている人が
ターゲットならば、

 

おしゃべりなマスターと
楽しく話せるだけで
まずい酒でも満足なんですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客が求めているモノと
自分が提供しているモノは、

 

意外にも

ずれていることが

多いもんです。

 

 

 

 

「顧客の本当の目的は何か？」

 

ココを一度、
見直してみてはいかがでしょう。