いくつかの異業種交流会に
参加させて頂いてると、
時間が経つにつれて
参加率の高い会と低い会に
分かれてきます。
くらいの会と、
という会があるんですよね。
皆さんも心当たりが
あるのではないでしょうか?
「じゃあ、この差って
どこから生まれてくるんだ?」
と、考えてみたんです。
すると、
売上につながる会には
優先的に出ようみたいな
単純なモノでもなかったんですよ。
僕の参加率が高かった会って
意外なことに
「面倒な交流会」
だったんですよ。
面倒って何かと言うと、
手間がかかったり
課される責任が大きかったり、
「会費を払って参加してるのに
何でこんなことしなきゃならんの?」
と疑問に思ってしまう会の方が
なぜか参加率が高かったんですよね。
逆に、行きたい時にだけ行って、
帰りたければ
いつ帰ってもいいような
自由度の高い会の方が
行かなくなりました。
不思議なもんですよね。
普通に考えると
お金を払ってくれた方は
「お客さん」なので、
できるだけ相手には
手間をかけさせないようにし、
できるだけ
多くのメリットを
提供できるように…
という対応になるはず。
ところが、「手間」って
人間関係の構築に
つながることもあるんですよ。
「面倒くさいなぁ…」
と感じてしまう
交流会で頼まれた仕事を、
文句を言いつつも
仲間と一緒にやることで
連帯感が生まれる。
そして、手間をかけて
やり遂げたことだからこそ、
その行方が気になって
それ以降の会にも
顔を出すようになる。
要は
プラスなことだけでなく、
手間などの
マイナスに感じることでも
「会に関わる時間が増える」
ことに変わりは無い訳ですよ。
その『関わり』が
増えれば増えるほど、
コミュニティに対しての
愛情度も比例して上がっていく。
人間の心理には
こういった性質もあるんですね。
自社の顧客を囲って
コミュニティを作りたいと
考えている経営者さんは
多数いらっしゃるんですが、
なかなか人が固定化されずに
困ることも多いようです。
それはもしかすると、
相手に気を遣うあまり
『関わり』が少ないのが
原因かもしれません。
顧客に手間を
かけさせるのが
悪いこととは言い切れませんよ!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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