24日はみっちりと
仕事をしていたので、
今日はちょっとだけ
お高い店でディナーを
楽しんできました。
フレンチと和を
融合させたような
創作料理で、
店主が一人で
切り盛りするタイプの
小さなお店。
料理は文句なく
美味しかったんですが…、
正直なところ
長くは続かない店かなと
思ってしまいました。
職人のよくある勘違い
なぜかと言うと、
典型的な
「料理の技術だけ」に
こだわっている店なんですよ。
失礼ながら、
接客の質が非常に低い。
まず、
席について
おしぼりをもらってから、
最初のドリンクの
注文も取らずに
5分以上厨房から出て来ない。
やっと出てきても
こちらを一瞥もせず、
持ってきた料理への
最後の飾りつけを
カウンターの下で
黙々と続け、
別のお客さんの
テーブルに料理を置くまで
さらに1~2分。
待たされていたので、
その作業の
邪魔にならなそうな
タイミングを見て、
「ビールを人数分」と
時間を取らせないよう
短く注文したんですが、
「いやぁ……
ちょっと待ってください」
と、
今は声をかけるな感全開で
半笑いで流される衝撃の展開(笑)。
まあ、
悪意があるというよりは、
一つの作業が完了する前に
別のことを言われると
テンパってしまう
タイプだと感じましたが……
結果的に
「相手の都合を考えずに
声をかけてくるヤツ」
みたいなレッテルを
貼られちゃいましたからね…
この時点で
相当恥ずかしい(笑)。
結局、ファーストドリンクで
乾杯をするところまで
かなり待たされたのもあって、
最初から微妙な空気感で
会食がスタート。
メインは
ビールとワインなので、
そんなに提供に
時間がかかるドリンクは
無いと思うんですよね。
もう少し柔軟に
対応の順番を
変えられないものか…。
会食のスタート後も、
せっかく
カウンター席が中心で
距離感が近いのに、
料理の説明を
しっかりしてくるでも、
コミュニケーションを
取ろうとしてくるでもない。
食後も
淡々と会計をして終了。
(誰に対しても
同じような対応だったので
僕が嫌われているのではないはず 笑)
厳しく言うと、
完全に
「美味しいモノを作れば
お客さんは来てくれる!」
と勘違いしているお店ですよ。
半端な「美味しい」では通用しない
もちろん、世の中には
味だけで成立している
お店もあるんでしょうが、
その場合、
「こんなに美味しいモノ
人生で初めて食べた…」
「ここ以外では
絶対にこの料理は
食べられない…」
という圧倒的な感動を
与えられるレベルでないとムリ。
今の世の中って
チェーン店の
安い居酒屋でも、
ある程度クオリティの高い
料理を出してきますし、
「普通の店よりも美味しい」
くらいのレベルでは
お客さんを集めることなんて
確実にできません。
となると、
料理以外の
人を惹きつける要素が
絶対に必要なんですよ。
接客のクオリティで
居心地の良い空間を
成立させることができるとか、
コミュニケーションをとって
人間関係を作ることで
リピーターを作っていくとか、
お客さんから
名刺をもらうなどして
「顧客リスト」を構築するとか、
やれることは
いくらでもあります。
そういった
動きを全くせず、
「美味しい料理を提供します」
だけで、やっていけるほど、
ビジネスは
甘くないんですよね。
自分の技術を磨いたり
自信を持ったりするのは
結構なことなんですが、
お客さんは
技術の高い店に
行きたい訳ではない……
ということを
肝に銘じておかないと
確実に失敗します。
他の追随を
一切許さないレベルの
「どんな素人が見ても」
圧倒的に違いが出るような
技術が無いのであれば、
接客や仕組みといった部分を
しっかりと作り込む方が
遥かに重要度が高いですね…。
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