来年のGWあたりから、
GoToトラベルの割引率を
段階的に下げていくことが
検討されているそうです。
急にGoToトラベルの
割引がゼロになると、
その反動で旅をする人が
いなくなってしまうので、
徐々に
元の価格に戻そうという
意図があるようですね。
うーん…。
「安さ」に惹かれた客は・・・
個人的には
割引率を段階的に
下げていったところで、
GoToトラベルが終われば
旅に行く人や
ホテルを利用する人は
激減すると思います。
かく言う僕も、
GoToトラベルがあると
家までタクシーで帰っても、
ホテルに泊まっても
金額が変わらなかったので、
飲み会の際に
頻繁にホテルを
利用していましたが、
割引が無くなったら
もう利用しないでしょうね。
「金額が安い」
という理由だけで
利用していた客は、
金額が高くなったら
あっさり離れていくんですよ。
これは観光業に
限った話ではないので、
僕はクライアントには
基本的に値下げを
推奨しません。
特に美容系のお店などは
初回だけやたらと
割引率の高いクーポンを
発行することが多いですが、
それって結局
「安さ」で
釣ってる訳ですから、
二回目以降
定価に戻るのであれば、
その人はもう
来なくなる訳ですよ。
(ミスタードーナツも
頻繁に100円セールを
おこなったことで、
セールの時にしか
ドーナツが売れなくなり、
業績が低下した
時期がありましたよね…)
安さの先には「価格競争」が。
GoToトラベルってのは
まさにその「安さ」のみで、
人を集めようとする施策です。
割引によって
増えたお客さんは、
割引の終了とともに
いなくなります。
「とりあえず
価格を安くして
人を集めれば、
リピーターに
なってくれる人もいるはず…」
なんて甘い考えは
捨てた方がいいですね。
低単価・低利益で
人を多数集めることで
利益を出そうとする
「薄利多売」の商売は、
コロナのような事態に
圧倒的に弱いだけでなく、
より価格の安い会社の出現で
あっさりと客を奪われますので、
終わりのない
値下げ合戦を
続けることになります。
高単価でも
選んでもらえる会社を
どうやって作ればいいか?
この仕組みを
構築しない限り、
利益が安定することは
ありません。
ホテル側は
GoToトラベルの期間に、
いかに価格ではなく
「価値」を利用客に
伝えられるかが勝負ですね。
厳しい戦いだ…。
【関連動画】
「特化」して、
価格競争から抜け出せ!
日報ステーション札幌代表の千田が、
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