以前に、
お笑い芸人の
陣内智則さんが
話していたエピソードが
面白かったんですよ。
どんな話かと言いますと、
「僕が当時の彼女と
同棲していた時の
話なんですけど、
仕事で遅くなって
夜中に帰ったんですね。
すると、
彼女が泣いてたんですよ。
って聞いたら、
『朝から換気扇が
カタカタカタ言ってるねん。
鳩かなんか
引っかかってると思って
気にしなかったんだけど、
二度寝して昼に起きたら、
まだカタカタカタ言ってるねん。
やっぱり鳩かなんか
ひっかかってんのかな?
怖いな…思ったけど、
気にせんかってん。
その後に
家を出て友達と遊んで
さっき帰ってきたら
夜になっても
カタカタカタ言ってるねん。
えー、何これ怖い。
鳩かなんか
ひっかってるのかと思って
怖くなって
私さっき換気扇見たの。
…何が引っかかってたと思う?』
彼女が
そう聞いてきたので、
と聞き返したら、
って答えたんですよ……」
という笑い話。
まあ、解説するのは
無粋かと思うんですが(笑)、
通常こういった
エピソードトークって
「前フリ」を
裏切ることで
笑いが生まれます。
陣内さんの彼女の場合、
しつこいくらいに
鳩かもしれないという
前フリをしてますから、
「どんな意外なオチが
待っているんだろう…」
と、聞き手は無意識に
期待をしている訳ですよ。
にも関わらず、
何の捻りも無く
答えが鳩だったので、
「そのままかい!」
という面白さが
生まれたということですね。
「予測」を逆手に取れ!
何の話かと言いますと(笑)、
人って無意識に
次に起こることを
予測しているんですよ。
その予測通りに
話が進んでいくと、
ストレス無く
聞くことができる反面、
印象にはあまり残りません。
逆に
予測を裏切った話になると、
ストレスを感じる反面
印象に残りやすくなります。
(話ベタな人の
前後のつながりが
むちゃくちゃな話を
イメージしてみてください)
ですから
セミナーや講演で
長時間話す際には、
予測通りの
話ばかりをしてしまうと、
聞きやすくは感じますが
飽きられやすくも
なるんですね。
つまり、相手の予測を
裏切らずに話す部分と、
あえて予測を裏切って
グッと惹きつける部分を
組み合わせることが
重要なんです。
全体としては
相手の無意識に
予測している言葉や
展開を裏切らずに話し、
相手の集中力が切れた時や
インパクトを与えたい時には
あえて予測を裏切るような
話を叩き込む。
ここを意識的に
使い分けるようにしないと、
全く印象に残らない話や
全体的につながりがおかしく
ストレスを感じる話に
なってしまいますので
お気を付けください!
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