LINEスタンプが
月額240円で使い放題になる
サービスのスタートが
発表されました。
(クリエイターズスタンプのみ)
LINEは月間の
アクティブユーザー数が
8,000万人を超えると言われる
モンスターアプリ。
おそらくほとんどの方が
連絡に利用したことがあり、
スタンプも使用したことが
あるでしょう。
ちなみに今までの
スタンプの販売価格は、
通常のスタンプが120円で
動くスタンプが240円。
つまり、動くスタンプを
一つ購入するのと同じ値段で、
300万種類もあるスタンプが
全て使い放題になる訳です。
これはすごく
お得に感じますよね。
ただ、冷静に考えてみると、
月額240円ということは
年間で3,000円弱は
払うということ。
僕もスタンプは、
「うさぎ100%」シリーズや
「こねずみ」シリーズが
好きなのでたまに買いますが(笑)、
おそらく年間で1,000円も
使ってないんですよね。
これくらいしか
お金をかけていない人って
すごく多いはず。
しかも、
購入したスタンプなら
ずっと継続して使えますが、
月額制の利用時に
ダウンロードしたスタンプは
月額会員でなくなると
使えなくなってしまいます。
要は、月にいくつも
スタンプを購入するのが
習慣になっている人以外は、
確実に
出費が増えるんですよ。
では、月額制サービスに
登録する人は少ないのかと言うと、
めちゃめちゃ
たくさんいると思います(笑)。
なぜなら、
LINEは毎日のように
使用するアプリだから。
スタンプの種類が増えると、
どうせ毎日おこなう(笑)
コミュニケーションの幅が
広がって楽しくなりますので、
かかるお金がたったの
240円なのであれば、
払う価値があると感じる人が
たくさんいるはず。
これによって、
僕のように
年間1,000円程度しか
お金を使っていなかった人が、
3,000円弱を払うようになると
約2,000円利益が増えます。
で、アクティブユーザー数が
8,000万人以上いると考えると…
いやー、
すごい金額ですよ。
年間に何万円も使うような
ヘビーユーザーの方が
間違いなく少数ですから、
お得なサービスに見えて
運営側の利益は
大きく増えるはずです。
さらに、
月額料金を払うことによって、
「LINEは無料で
通話やメールができるアプリ」
というユーザーの認識が
変わってくるかもしれません。
もし、
「少額を払うだけで
暮らしが便利になるアプリ」
という
認識になったとしたら、
利用者の一定数は
「LINEミュージック」などの
定額制サービスにも登録したり、
「LINEマンガ」などを
隙間の時間に読んだり、
「LINE pay」で
支払いをする習慣ができたりと
日々の行動パターンが
変わってくる可能性すら
十分にあります。
おそらくスタンプを
ゆくゆく月額制にすることは
最初から構想に入れたうえで、
まずは無料アプリとして
多くのユーザーを作り、
スタンプの数を増やして、
連絡手段以外の
コンテンツを充実させ
そこに月額会員の誘導を……
といった仕込みが
何重にも仕掛けられて
いたんでしょうね。
やっぱ、凄いな。
まあ、ここまで
大掛かりでなかったとしても、
中小企業も
「何かを売って終わり」の
ビジネスではダメで、
「この商品を買ったお客様には
次にこのサービスを利用してもらい、
それをさらに便利にするために
次はあの商品を売って…」
といった仕掛けは
絶対に作っておく必要があります。
ですが・・・コレが
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日報ステーション札幌代表の千田が、
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