先日、僕のことを
「人付き合いの上手な人」
と認識しているらしき方から(笑)、
そのコツを聞かれたんですよ。
まあ、聞かれた以上は
それっぽいことを
言わなきゃならんと思うのが、
講師業をしている
人間の性なので(笑)、
ちょっと考えて
「執着をしないこと」
じゃないかとお答えしました。
人間関係って
『距離感』が全てなんですよね。
遠すぎると
そもそも親しくならないし、
踏み込みすぎると
それはそれで
鬱陶しいと思われます。
ところが、
人間には「嫉妬」という
感情が強くあるので、
この距離を読み間違えるんですよ。
ドラマなんかでよくある
という確実に地獄を
迎えることになる質問も(笑)、
「自分よりも
他のことを優先された」
ということに対する
嫉妬で目が曇って
距離を詰めすぎた結果の
失敗ってことですね。
「相手と親しくなりたい」
「自分をもっと良く思って欲しい」
こういった感情が
強く出てしまうと
距離感がわからなくなるんです。
ですから、仕事を理由に
デートをキャンセルされても、
「じゃあ、友達と遊ぶか」
「ジムで汗でも流すか」
と相手に執着せずに
他のことに目を向けられたら
人間関係は崩れにくいんですよ。
相手だって自分が悪いと
わかってるんですから、
それを快く
受け入れてもらったことで
さらに評価は上がって、
より関係性が円滑になる
ケースが多い訳です。
これってビジネスにも
似たような部分があって、
「どうしてもこの人から
契約を取らなければ…」
という執着があると、
その焦りが相手にも伝わって
うまくいかなくなるんですよ。
それよりも、見込み客を
たくさん抱えていて、
「今、契約してもしなくても
どちらでも構いません」
という余裕のあるスタンスで
仕事をしている方が、
相手からすると気になるんです。
「押さば引け、引かば押せ」
ってヤツですね。
ということで、
少ない人数から
確実に契約を取る方法も
無くは無いんですが、
それよりも
「見込み客を増やす仕組み」を
きちんと構築して、
良い意味で一人一人への
執着を減らしていった方が
ビジネスはうまくいきます。
人間関係に話を戻すと
見込み客を増やせというのは、
「浮気相手をたくさん作れ」
と言いたい訳ではなく(笑)、
友人との付き合いを増やす、
自分一人の時間を充実させる
趣味を持つなど、
「誰か一人に依存した状態」を
作らないようにしようということです。
コレが人と適度な
距離感を保つコツかなと。
少しでも
参考になればと思います!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
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