さて、明日はとうとう
『ビジネスモデル構築セミナー』
の開催日。
ありがたいことに
今回も満席となりまして、
たっぷりと
気合いが入っております。
今回は
2時間半のセミナーですが、
僕はセミナーで話す内容を
原稿に起こしたり
スライドにしたりってことを
基本的にはしません。
全体の構成を
頭の中でイメージはしますが、
1から10まで
何の話をするのか
ガチガチには固めないんですよ。
セミナーって生き物なので、
実際に話し始めてみると
空気が重くてすぐには
本編に入りにくかったり、
自分の想定していない部分の
反応が妙に良かったり悪かったりと
やってみないとわからないことが
実はたくさんあるんです。
ですから、
何を話すかを
事前に固めすぎると、
受講者様の欲しているモノと
こちらの提供するモノが
噛み合わなくなる
可能性が高いんですね。
しゃべりながら
受講者様の表情や空気から
頑張って情報を拾い集めて、
何をお伝えするかの
チョイスをする訳です。
その時に
僕が意識を向けているのは
「何を話すか?」
ではなく、
「何を話さないか」
なんですよ。
まあ、しゃべろと言われれば、
一日中でも
しゃべり続けられますから(笑)、
「あれも伝えたい」
「これも伝えたい」
ということが
次々と僕の頭には
浮かんでくる訳です。
ですが、これを
全部しゃべってしまうと、
情報料が多くなりすぎて
受講者様の脳が爆発します(笑)。
そうなると結果的に
セミナーの効果が
弱くなってしまいますので、
「AもBもCも全部伝えたい!」
ではなく、
「最も重要なAを伝えるために
BとCの話をするのはやめて、
Aを深く理解してもらうための
事例の説明を増やそう」
といった
『BとCを切る』という
判断が重要になってくるんですね。
コレって
講師業に限った話ではなく、
営業職や販売職にも
商材のメリットを
あれもこれもと説明しすぎて、
結局、相手に
なんにも伝わっていない…
という事例は多いです。
その時に
「説明が足りなかった…」
と反省する人が多いんですが、
「説明のしすぎ」が
失敗の原因ということも
実はよくあります。
足し算を続ければ
相手の満足度が上がっていく
というのは勘違い。
うまくいかない時は
引き算も意識してみてくださいね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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