昨日の夜に、
市内の大部分は
停電から復旧しました。
うちの実家や事務所は
だいぶ遅い方だったので、
二日続けて電気無しで
夜を過ごすのかと思うと
ちょっと不安だったため一安心。
とは言え、通信機器が
車で充電できていたので、
そんなに生活に
支障は感じなかったんですよ。
電気が無くても
ガスと水道は無事ですから、
暖かいご飯は食べられるし
冷水ですがシャワーも浴びられるし…
と考えていた時に
ゾッとしました。
「冬にこの地震が起きていたら…」
と、ふと思ったんですよ。
電気が通らないと
エアコンやストーブを
使うことができなくなります。
となると、冬の北海道は
室内があっと言う間に
冷凍庫になる訳です。
そんな状態だと
体温の確保が
非常に重要になるので、
冷水でシャワーを
浴びる訳にもいきませんし、
そもそも水道管が
凍ってしまうかもしれません。
今回は愛車のプリウスのおかげで
通信機器の充電ができて
停電でも何とかなりましたが、
これだって
ガソリンを入れに行けたからこそ。
冬場で路面が
凍っていたとしたら、
信号が動いていない
今回の状況では
移動なんてできなかったはず。
となると、ガソリンが切れて
充電もできなくなりますし、
被害の少なかった
実家に移動するなんて選択肢も
無くなっていたんじゃないかと。
実際、食料が無くたって
2、3日なら死にはしない訳ですよ。
ですが、
冷凍庫で2、3日過ごしたら
確実に死にます。
こんな事態が北海道では
起こりかねないんですよね。
となると、
冬の時期の災害に対して、
対策が必要なことは
誰にだってわかるはず。
おそらく、今回の地震で
痛い目にあった道民の皆さんは、
物資の流れが復旧したら
防犯グッズを多数買うでしょう。
ですが、次に同じような
大きな災害が起こるのって、
おそらく5年10年も
先のことなんですよ。
その間に、食品なら
賞味期限を超過するでしょうし、
使用期限を超過してしまう
商品だってたくさんあるでしょう。
その時に、
「何年も震災が起きてないし、
買い替えなくてもいいかな…」
「メンテナンスが面倒だな…」
なんて考えてしまうと、
結局、次の震災時に
何も準備ができていない
かもしれません。
人の、喉元を過ぎた時の
熱さを忘れっぷりと言ったら
ひどいもんですからね(笑)。
今回の教訓を
数十年に渡って
守るくらいの覚悟が無いと、
なかなか
次の災害に生かすことは
できないんじゃないかと。
「成果が出ようが出まいが
長期的に継続をする」
ビジネスにも
共通する大事なことですね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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