「ガリガリ君」で有名な
赤城乳業から販売されている
「ガツン、とみかん」
というアイスをご存知ですか?
僕は一時期ハマって
よく買っていたんですが、
あまり知名度が高くない商品です。
ところが、
この「ガツン、とみかん」が
今年、過去最高の売上を
記録しているんです。
なぜかと言うと、
「ガリガリ君より
売れてないのに20周年」
という自虐的なコピーで
プロモーションをしたことが
大きな話題になったから。
一般的な広告は
自社の商品の「強み」を
押し出すものですが、
あえて弱みをさらけ出したことで
話題と共感を得たんですね。
逆に、
最近のマクドナルドの
「クルー満足度84%
まだまだです」
という広告。
コレ、ものすごく
鼻につきませんか(笑)?
「まだまだです」
と言っておきながら
謙虚な印象は一切せず、
と見る人を
苛立たせる力を感じさせます(笑)。
どちらが好印象を持つ
広告かを聞いたとしたら、
ほとんどの人が
「ガツン、とみかん」と
答えるのではないかと。
この例からもわかる通り、
人って「アマノジャク」なんですよ。
「どう?すごいでしょ?」
と相手に言われてしまうと、
「別にそうでもないけどね」
と反発する感情を抱いてしまう。
彼氏の悪口を言う
女の子に同調して
一緒に悪口を言ってしまうと、
と怒られてしまう(笑)。
コレが人間です。
この心理を利用しないと
なかなか商売はうまくいきません。
人間関係を
グイグイ詰めようとすると
相手に距離を置かれてしまいますし、
必死になって売ろうとすると
相手はどんどん嫌になります。
ですから、
ではなく、
「どうすれば相手が
自分と距離を詰めたいと
思うだろうか?」
と考えてみる。
ではなく、
と考えてみる。
逆のことをしたがる
人間の特性を生かすには、
自分の動きではなく
相手を動かす方法を
考えてみるというアプローチが
有効な場合が多いんです。
例えば、
「新作のバッグを発売しました!
割引するので買って頂けませんか?
ご自宅までお持ちしますよ!」
と営業されると
乗り気にならないのに、
「新作のバッグはあと一つあります。
今日の17時までにお店に来れば
運が良いと買えますよ」
と、買えるかどうか
わからない環境にされると、
定価でも欲しくなってしまう。
「買ってください」
と言われると
買う気が無くなるのに、
「売ってあげない」
と言われると
買いたくなるのが人間なので、
この心理を利用するということです。
「カンタンに手に入るモノ」
は価値がないモノだと
人は本能的に判断します。
自分の商材の
価値を下げているのは
自分自身かもしれないってことですね。
相手から動きたくなる
売り方を考えてみましょう!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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