日報で売上を倍増!札幌の日報コンサルタントのブログ「チダのイチダイジ」

背脂は有料か無料か?

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ネット上で

 

「ラーメン屋で
背脂多めにしてもらったら
確認無しに追加料金として
100円取られていた」(意訳)

 

という投稿が話題になってます。

 

 

 

ニュアンスとして、

 

投稿した人は
100円を取られたことが
不満なのではなく、

 

「無料オプションにしている
ラーメン店も多いんだから
有料なら一声かけてよ」

 

と言いたいんだと思いますが、

 

 

 

そこに別のラーメン店の店主が

 

「何でも無料と思うんじゃねえ!」

 

と絡んでいったところから
話が広がっていったようです。

 

 

 

 

こんなしょうもない話が
多くの人の目に触れるんですから、

 

SNSの影響力ってのは
すごいですねぇ(笑)。

 

 

 

そもそも

 

「無料か有料の判別が
つきにくいものに関しては
確認があるといいのでは?」

 

という話に対して、

 

 

「何でも無料と思うんじゃねえ、
たかが100円でガタガタ言うな」

 

という返しは
話が噛み合ってないんですが(笑)、

 

 

まあ、そこは一旦置いといて
今回の問題はどのように
解決すればいいかを考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客さんの要望には応えなくてもよい

 

 

 

 

ラーメン店は完全な
「BtoC」のビジネスです。

 

 

しかも、このC(消費者)が
不特定多数。

 

 

 

常連が多いラーメン店も
中にはあるでしょうが、

 

お店のことを
よくわかっていない人が
確実の客の中には混じります。

 

 

 

となると、

 

「常連客だけが知っている慣習」

 

みたいなものに頼っていては
必ずトラブルが起こりますよね。

 

 

 

 

 

 

それを踏まえて、

 

今回のような
トラブルを起こさないためには

どうしようかと考えると、

 

 

多くの人は

 

「金額を明記しよう」

 

という発想になります。

 

 

 

 

メニューに無いものを頼まれて
有料にしたことがトラブルの
原因になったのであれば、

 

オプションも含めて
全ての金額を書いておこうと
考えるのは自然ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、これをやってしまうと
別の問題が発生します。

 

 

まず、単純に
メニューが見にくくなる。

 

 

注文までに時間がかかると
回転率が悪くなりますし、

 

ライト層には
「面倒くさっ」と思われるので
その印象でリピーターに
なりにくくなる可能性もあります。

 

 

 

メニューに記載されている以上は
オプションを注文する人が増えるので
微妙に単価は上がるかもしれませんが、

 

注文を取るのも
一杯ごとにカスタマイズするのも
処理が複雑になるため、

 

時間がかかり、ミスが増え・・・

 

といった弊害が生まれますね。

 

 

 

 

 

食券制の場合も同じく
オプションのせいで
ボタンが増えすぎて選びにくくなり、

 

初来店でオプションが
食券になっていることに
気付いてない人とのやり取りに
時間を取られます。

 

(どれだけわかりやすく
そのことを書いたとしても
見ない人はマジで見ません 笑)

 

 

 

 

 

もちろん、スターバックスのように
アレンジを楽しむお店に
シフトチェンジする策もありますが、

 

 

そういうつもりでないなら

 

「メニューの表記を増やす」よりも
「書いてないことは全部ダメ」
という発想にした方が遥かに楽。

 

 

 

 

「スムーズなオプション対応を考える」
のではなく、

 

「オプションには対応しない」
というルールにしてしまうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メニューにアレコレ
注意書きをするより、

 

「お店の考える理想の味を
皆さんに提供しますので、
アレンジは一切無しです」

 

と一言書く方が
楽じゃないですか(笑)。

 

 

 

そうすれば
「こだわってる感」が出ますし、

 

多数派のライト層は
そもそもそんなにアレンジに
興味が無いですし、

 

オペレーションが超単純になるので
注文も処理も非常にスムーズ。

 

 

 

自分なりの食べ方じゃないと
気が済まない人には
別のお店に行ってもらえばいいんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お客さんの要望にどう応えるか?」

 

を真っ先に考える方は
人としては素晴らしいと思いますが、

 

不特定多数の要求に
完璧に応えようとすると
別の部分が破綻することになります。

 

 

 

 

「細かい要求には一切応えず、
全員が利用する基本的な部分を
より手厚くしていく」

 

という発想の方が
やることがシンプルになって
面倒なお客さんの排除もできるので
オススメです。

 

 

 

 

店側もお客さんを
大いに選んでいきましょう。

 

 

 

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日報コンサルタント

名前 千田 涼介
職業 日報で売上を倍増させる
日報コンサルタント
住まい 北海道
誕生日 1984年1月13日

Profile

1984年札幌生まれ。
「経営者が事業の成功の先に描く夢」を実現するために密着サポートをする道内唯一の日報コンサルタント。

道内最難関校である札幌南高等学校を卒業後、教師になることを志し、北海道教育大学札幌校へ進学。
小・中・高の教員免許を取得するものの、在学中にアルバイトとして行った塾の講師業に魅了され、卒業後は道内最大手の学習塾に就職。

最年少で科の主任に抜擢され、生徒からのアンケート評価では1,000人を超える講師の中から全国1位を獲得。
入会獲得の営業成績でも2位に倍以上の差をつけ所属支部の記録を作る。

管理職への転向後は独自の講師指導マニュアルを作成し、育成を担当した講師からも全国1位の獲得者を生み出した。
それをきっかけに、「人が成長していく喜び」に生きがいを感じ、経営コンサルタントとして独立。

その後は、大小500以上の企業支援に関わり、クライアントは「顧問契約から一年で、年商が3億円アップ」「顧問契約から三か月で、全国に230あるFCの中で新規契約数2位」「3年間横ばいだった売上が、顧問契約から5か月で最高月商を記録し、その後半年間記録を更新し続ける」などの目覚ましい成果をあげている。

また、助成金コンサルタントとしても、延べ500社以上の「法律に則った社内体制への整備」「申請のサポート」に携わり、中小零細企業をトータルで5億円超の受給に導いた圧倒的な実績を持つ。

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