「音だけの世界」だからわかること。

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昨日は、
「AIR-G’」を放送している
エフエム北海道さんと打ち合わせ。

番組中の数分間の
中継に使う台本を
なぜか僕が書くことに
なってしまったので(笑)、

そのコーナーの
内容について話し合い。

いやー、ラジオって
面白いと思いましたね。

なんたって
情報を「聴く」しかない。

相手の五感のうちの
一つしか使うことができず、

しかも、セミナーと違って
真剣に聞いている人ではなく、

運転中や仕事中に
何の気無しに聞いている人を
ターゲットにする訳ですよ。

コレ、めちゃくちゃ難しいですよね。

セミナーや講演だと
ホワイトボードに字を書いて
「視覚」で惹きつけてから
重要な部分を話せますし、

食品の販売店だと
試供品を食べてもらって
「味覚」で惹きつけてから
商品のプレゼンができます。

二つ以上の
感覚に訴えかけると、

相手を動かしやすくなるんですよ。

ところが、
今回は「聴覚」以外を
使うことができない。

となると、

ボーっとしているリスナーの
注意を惹きつけるために

インパクトのある「音楽」を流し、

聴くだけでも
内容が理解できるような
簡潔でわかりやすい言葉以外は
使わないようにし・・・

といったように
徹底的に音の活用だけに
意識を向けなければならない訳です。

すると、できることが
限られたことによって、

新しいアイディアが
生まれることもあるんですよ。

と音や言葉の使い方だけを
考える思考回路になるからです。

ということで、

「五感のうちの
どれか一つしか使えない」

といった『縛り』を
あえて入れることによって
逆に発想が自由になり
幅が広がることもありますので、

良いアイディアが
浮かばない時は
考え方の一つとして
試してみてくださいね。

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