大倉山競技場の
ジャンプ台を駆け上げる
「レッドブル400」に今年も出場。
100m×4人で走る
リレーに出場しまして、
今回はアンカーでした。
まずね・・・
スタート地点まで300m
階段をひたすら
登っていくんですが、
この時点で
体力が尽きる(笑)。
出場チームのアンカー全員が
列になって進んでいくので、
途中で自分だけ休憩
なんてことはもちろんできず、
バトンを受け取る位置に
辿り着いた時には既に
脚がパンパン・・・。
スタートまで
7分ほどあったものの
まるで体力回復には
時間が足りないので、
ストレッチや深呼吸を
延々と繰り返して
少しでも良い状態に・・・
と思ったんですが、
バトンをもらって
走り出した瞬間に
軽く絶望。
体感的には
残りの体力が20%くらい(笑)。
コレは・・・・
皆さん、バトンをもらった瞬間は
当然走り出すんですが、
僕は最初から
軽いランニングくらいで
ゆるーくスタート。
このペースで行かないと
完走できないことを
本能が理解してましたね(笑)。
まあ、どっちみち
坂が急すぎるんで、
走ることなんて
すぐにできなくなります。
そして、50mくらい
進んだところで、
体力が0%に。
上を見上げると
まだまだゴールが遠い・・・
頭をよぎったのは
「リタイア」でした。
もう足動かないんだもん(笑)。
ですけどね、そこから
頭に色々と浮かぶんですよ。
ここまでバトンが
つながってきたってことは
他のメンバーはちゃんと
準備して頑張った訳ですし、
俺がリタイアすると
皆で喜び合う瞬間が
なくなるんだろうなと。
でも、これ以上足が動かんし
今すぐやめたい・・・
いやー、もう地獄(笑)。
そんな具合で
頭の中で葛藤を繰り返しつつも
無心で一歩ずつゆっくり
進んでいくと、
もうゴールが目の前。
ここまで来たら
リタイアのタイミングも
逃したし(笑)、
行ってしまえと。
そんな感じでレース終了。
脚が痛すぎて
10分くらい動けませんでしたわ・・・。
結局、人は環境で決まる生きモノ。
一つ言えるのは
これがチーム戦じゃなかったら、
100%リタイアしてました。
皆がつないでくれたから
何とかしなきゃならん・・・
という、この気持ちだけですよ。
で、結果的には
自分の限界を超える
パフォーマンスが出せたと。
要は、人間の意志の力なんて
大したことないんで、
「強制力」が無いと
全力は発揮できないんですよ。
トレーニングだって
トレーナーに見られた状態だと
できる回数でも、
一人だと途中で
辛くなってやめちゃいますよね?
やらなきゃならない
確固たる理由がないと
楽な方に流れてしまうのが、
「普通」なんです。
逆に言えば、
「皆で頑張ろうぜ」という
約束があるとか、
「誰かに見られている」という
環境さえあれば、
パフォーマンスが
発揮できる程度には
人間は単純。
ですから、
期限を決めて
相手に伝えてしまうとか、
誰かと一緒に
仕事をするだとか、
サボれない
環境作りをすることを
頑張るってのが大事だなと。
最近、妙にやることが多くて
スケジュール通りに
進んでいなかったので、
自戒を込めての内容でした。
そして、なんだかんだ
来年もレッドブル400には
出るでしょう(笑)。
「感動しました」という
コメントを大量に頂いた
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