「気をつけましょう」なんて二度と言わせない。

 

 

昨日は顧問先の
幹部スタッフさん達への
研修を実施。

 

 

初期は売上を伸ばすための
取り組みについて話すことが
多かったんですが、

 

そこがある程度
クリアできてきたので、

 

最近は社内業務を
スムーズに回すための
管理の話が増えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

その際、僕が
口を酸っぱくして言い続け、

 

 

スタッフさんにも若干
ウンザリされているのが(笑)、

 

「意識で改善しちゃダメですよ」

 

という言葉。

 

 

 

 

 

例えば、

 

「○○を忘れてしまう
ミスが続いている」

 

という状況があった時に、

 

 

その解決策が

 

「気をつけなきゃね」

 

だったりすることって
意外と多いんですよ。

 

 

 

 

 

 

まあ、確かに
ミスって基本的には
うっかりで起こることですから、

 

ミスをしないよう
意識さえしていれば
防ぐことはできるんです。

 

 

 

 

 

 

ですが、コレって
逆に言うと、

 

意識しなくなったら

またミスが起こるということ。

 

 

 

 

人間は長期間
複数のことに注意を
向け続けるなんて無理なので、

 

 

あっちのミスが無くなったら
こっちのミスが復活して、

 

こっちに意識を向けたら
またあっちが・・・

 

 

なんて未来が
確実に訪れる訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですから、

 

 

真の意味で
ミスをなくすためには

 

「仕組みを変える」

 

必要があるんですね。

 

 

 

 

「○○を忘れてしまう
ミスが続いている」

 

という状況があった時に、

 

 

「気をつけなきゃね」

 

で終わるのではなく、

 

 

 

どのタイミングで、誰が、
どういった方法でチェックをするか…

 

というルールを明確に決める。

 

 

 

さらに、そのルールが

きちんと運用されているかを
チェックする仕組みも組み込む。

 

 

 

 

 

すると、

 

どんどんミスが減って
ルールが増えていきます(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

コレを繰り返すうちに
ルールだらけになり、

 

 

なおかつ

 

「このルールって
内容が被ってない…？」

 

という重複が現れるので

 

定期的にルールの統合や修正を行って

コンパクトに変えていく。

 

 

 

 

そのうちに

 

何も意識をしなくても

ミスが起きない状態が
できてくるということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前ですけど、

 

ミスって想像している以上に
怖いもんですよ。

 

 

 

 

顧客の信頼を失う、

 

余計な経費がかかる、

 

内部のスタッフ同士の
関係性が悪化する、

 

モチベーションが下がる、

 

ミスのフォローに
時間を取られてしまうので
他の業務に影響が出る、

 

 

数えあげるとキリがありません。

 

 

 

 

 

 

 

これを無くすために
どうするべきかってのは、

 

十分に時間をかけて
話し合う余地のある
重要事項ですので、

 

 

 

くれぐれも

 

「意識」ではなく
「仕組み」で

 

解決を図ってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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