ハエを無視するおばちゃん。

 

 

『九州一周すごろく旅』day5。

 

 

チェックポイントは
「がまだすドーム（長崎県）」でした。

 

 

 

雲仙普賢岳の噴火って
僕が小学校低学年くらいの
時だったと思うんですが、

 

未だに
記憶に残ってます。

 

 

 

当時の記録を
詳細に知ることができる
がまだすドームは、

 

面白かったですね。

 

 

 

 

当時の出来事を
悼むだけではなく、

 

自然と共に生きていくことを
伝える場所でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、昼ご飯を
食べている時の話なんですが、

 

非常にイラっとすることが
二つ同時に起きまして。

 

 

 

 

まず一つ目は、

 

ハエに異常なほど
まとわりつかれました(笑)。

 

 

 

僕しか
客がいなかったのもあり、

 

食べ物を目当てに
寄って来たんでしょうね。

 

 

 

撮影をしたいのに
二匹がずっと僕のまわりを
ブンブン飛んでいるので、

 

食事も全く進まず。

 

 

 

 

 

スタッフのおばちゃんは
横のテーブルを拭いていたので、

 

僕が格闘している様子を
明らかに見ているんですが、

 

完全に無視(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに

非常用のアナウンス点検
とやらが始まりまして、

 

 

マイクを叩いた時の
ブツッという音や、

 

サイレンの音みたいのが
大音量でずーっと流れてるんですよ。

 

 

 

20分以上は
ずっと続いてましたね。

 

 

 

あまりに不快だったので、

 

さっさと食事を済ませて
すぐに脱出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、店側は
どうすべきだったのか。

 

 

 

まず、一つ目の
ハエの件についてですが、

 

飲食店に
虫が入り込むのって
ある程度はしょうがないです。

 

 

 

お客さんが
ドアを開けたタイミングで
一緒に入って来られたら、

 

防ぎようがないですよね。

 

 

 

 

かと言って、

 

 

お客さんが
食事をしている横で

 

殺虫スプレーを
巻き散らす訳にも
いきませんし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、こっちも

 

おばちゃんが

宮本武蔵ばりに
箸でハエをキャッチなんてことも
期待してませんから(笑)、

 

 

 

何をして欲しかったかと言うと

 

形だけでも
「ごめんなさいね」という

 

寄り添いの姿勢を
見せて欲しかったんですよ。

 

 

 

 

 

誰も悪くないんでしょうが、

 

一応、店内に虫がいて
客が不快そうにしてる訳です。

 

 

 

 

 

 

お客さんに対して、

 

 

「美味しいモノを食べて欲しい」

 

「良い環境で過ごして欲しい」

 

 

というサービスを
提供する側としての
当たり前の感覚があれば、

 

 

「なんかすみません…」

 

と、なるんじゃないのかいと。

 

 

 

 

 

 

 

そうなると、こちらも

 

「いや、しょうがないっすよ」

 

という気持ちになるので、

 

問題は何も
解決してませんが(笑)、

 

 

気分良くいられる訳です。

 

 

 

 

どうにもできないからって、

 

見て見ぬふりってのは
最悪の対応ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして
アナウンス点検に関しては、

 

 

「営業時間外にやれ」

 

ってのが、一番です(笑)。

 

 

 

 

ただ、そうできない
事情があったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

であれば
何をすべきかと言うと、

 

 

「所要時間を最初に伝える」

 

コレを絶対やらなきゃダメ。

 

 

 

 

 

素人目線で考えると、

 

アナウンスの点検って
流してみて音がちゃんと
出ているようなら終了・・・

 

 

と、思っちゃいません？

 

 

 

 

 

 

 

 

それを延々と

 

「ただ今、点検中です」

 

と、30秒に一回言うだけの
何の進捗もわからない状態で

 

10分も20分もやってるから
不快になるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

最初から

 

 

「所要時間は30分ほどです。
不快な音が流れてしまいます、
大変申し訳ございません」

 

くらいの一言があれば、

 

 

こっちもそこまで
気分を害されることは無いはず。

 

 

 

 

 

『いつ終わるかわからない』

 

という状態が
人に大きなストレスを
与えるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらも共通するのは
お客さんに対する配慮の無さ。

 

 

 

ただ、配慮ができない人間も
この世には大量にいます。

 

 

だから、マニュアルを
作らなきゃならないんですよ。

 

 

 

 

 

相手のことを
考えられない人の動きを

 

考えられる人が
決めてあげればいいんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その動きの中から
「配慮」を学んでいけば
いいじゃないですか。

 

 

 

できない人は

 

できる人がどれだけ
神経を使っているかを
想像すらできないので、

 

まずは、心が伴わなくても
行動をさせてみる。

 

 

 

そこから始めないと、

 

できない人は一生
できない人のままですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

心を育てるのは
なかなか難しいもんです・・・。

 

 

 

 

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