松屋が牛めしの
価格を引き上げることが
ニュースになってました。
現在、320円の並盛を
380円に上げるんだそうです。
・・・安っ!
松屋は近所に無いので、
二年くらい
行ってない気がしますが、
未だに
320円だったんですね。
牛丼チェーンの中では
「すき家」が
個人的に好きでしたが、
「ネギキムチ牛丼」が
無くなってから
行かなくなったなぁ・・・
アレは
マジで美味しかった。
さて、松屋の
値上げに対する
ネットの反応ですが、
クソコメが集まることで
有名なヤフーニュースでも(笑)
「仕方ないですよね」
という声が多数で、
「値上げするなら
もう行かねえよ!」
みたいなコメントは
一部だった気がします。
まあ、そりゃそうですよ。
先進国とは思えない
安さですもん。
ただですね・・・
「仕方ないよね」と
理解を示している人と、
「値上げしやがって…」と
怒っている人の
どちらが松屋の
ヘビーユーザーかと言うと、
間違いなく
後者なんですよ。
仕方ないよねと
あっさり言える人は、
そもそも松屋を
そこまで利用してないか、
ある程度の
経済力があって
世の中の仕組みを
わかっている人ですよね。
しかし、失礼ながら
松屋のヘビーユーザーは、
大部分が
低所得層のはず。
コレは別に
馬鹿にしているのではなく、
低価格の商品を
販売している会社の
ターゲットには、
確実に低所得層が
含まれているからです。
その多くは
商材を何で選ぶかと言うと、
「価格」で選びます。
使えるお金が
限られている訳ですから、
安い商材を
選ぶのは当然のこと。
何が言いたいかと言うと、
この人達って
めちゃめちゃ浮気します。
商材の質や
築いてきた関係性ではなく
価格を最優先しますから、
ずっと通っていた店よりも
金額の安い店があったら、
すぐにそちらに
乗り換えてしまうんです。
その浮気相手から
お客さんを取り戻す方法は
一つしかありません。
「さらなる値下げ」です。
「価格は据え置きで
商材のクオリティを上げよう…」
なんてことは通用しません。
だって、
価格で選ぶんですから。
そうやって
お互いに値下げ合戦を
続けた結果、
未だに牛丼は
300円台という
先進国とは思えない水準の
価格なんですよ。
(今回の値上げも
原材料費の高騰に
よるものですから、
値上げしたからと言って
松屋の利益が増える訳でも
ないんだろうな…)
値下げって、
商材を買ってもらうための
一番「楽」な手段なんですよ。
誰だって
同じ商材だったら、
金額が安い方が
嬉しいんですから。
ただ、小規模企業が
ここに手を出したら、
地獄が待ってます。
競争に勝つためには
値下げをするしかないので、
いつまで経っても
利益は出ません。
(大企業の
スケールメリットがあれば、
まだどうにか
やり方はあるんでしょうが)
そうならないように
するためには、
「価格」ではなく、
「質」や「人」で
商材を選ぶお客さんを
ターゲットにすること。
価格の安さに
飛びついてきた人達を、
質や人で選ぶように
教育するってのは
そうカンタンではありません。
ホットペッパーに
初回だけ安くなる
クーポンを出したところで、
安さに釣られて来た人は
定価になる二回目は
来てくれませんからね。
では、どうすれば
価格の安くない商材でも
選んでもらえるようになるのか?
ココを考えるのが
「経営」と
言っていいと思います。
安易な値下げに
寄ってくるお客さんは
すぐに浮気する人ですから、
獲得はカンタンですが
いなくなるのも一瞬。
ココに
逃げないように
しなきゃなりませんね・・・。
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