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「ありません」という真っ赤なウソ。
家のネットの調子が
本格的に悪いので、
ホテルにて
仕事をしているんですが、
先ほど結構
イラっとしました。
パソコンにつなぐ
有線LANケーブルを
フロントに借りに行ったところ、
スマホの充電器などが
ごちゃごちゃと入っている
箱を1分ほど雑に探し、
「当ホテルには
有線LANケーブルは
置いておりません」
と、言ってきたんですよ。
いやいやいや、
差込口が部屋にあるのに
貸し出ししていないホテルは
一度も見たことがないし、
過去にこのホテルで
借りたこともあるっちゅうの(笑)。
「ケーブルが無いなんてこと
本当にあり得ますかね?」
と、近くにいる
手の空いているスタッフさんを
見ながら聞いたところ、
ヘルプにやってきた
その方が全然違う場所から
すぐに取り出してくれました。
そりゃ、あるよ。
最初に対応した方は
年齢が少し若めな感じで、
まだキャリアが
浅いんじゃないかとは
思うんですよ。
ですから、
対応に未熟な部分があるとか
知らないことがあるとかは
全然許せるんですが、
確認すら取らずに
対応を放棄するってのは
論外の酷さ。
ただ、本当に
対応が難しい要求を
お客さんにされることって
あるじゃないですか。
その時に
何が大事かって、
「一旦、挑戦すること」
なんですよね。
僕の会社で言うと、
スタッフが
助成金や補助金の
申請サポートを
一部やっているので、
お客さんから色々な
問い合わせを受けるんですが、
「それはムリだな」
と、経験上
すぐにわかることって
たくさんあるんですよ。
で、それを説明しても
お客さんが納得しない時って
よくありますね。
なぜなら、
お客さんの言い分は
筋が通っているから。
役所の謎ルールで
ダメと言われてしまうものの、
お客さんの意見の方が
理に適ってると
感じることなんて
いくらでもあります。
この時に大事なのは、
「役所に言っても
この言い分では通らないです」
と説明して
納得してもらうことではなく、
「じゃあ、
役所と戦ってみますわ!」
と、とりあえず
挑戦してみること。
前者の場合は
お客さんの視点だと
「役所の味方」を
しているように
見えるんですよ。
こっちは過去の経験から
やってもムダだと
わかっているので、
戦いを止めようとする訳ですが、
お客さんの
「感情」としては
納得がいかないんです。
そこで、
ムダな時間だと
わかっていても
役所に確認を取ると、
「こういう説明を
役所に何回もしたんですが
全然聞く耳持たないっすわ」
と、お客さんと一緒に
役所と戦うような構図に作れる。
こうなると
結果がダメだとしても、
「よくやってくれた」
と、お客さんには
思ってもらえるんですね。
希望が通らなかった時に
お客さんが欲しいのは、
「合理的な説明」よりも
「感情的な納得」。
(性格のタイプにもよりますが)
そこを理解したうえで
行動を取らないと、
思わぬトラブルを招くかも…。
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名前 |
千田 涼介 |
職業 |
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