先日、出前館を使って
ご飯を注文したんですが、
風呂に入るところだったので
「チャイムだけ鳴らして
玄関前に料理を置いといて」
と、推奨されている
非接触のお願いを
備考欄に記入しました。
入浴中に
チャイムが鳴ったので、
「あがったら取りに行こうー」
と思っていたら、
続けざまに
二回目のチャイム。
ん??
そのまま待っていると
なぜか三回目のチャイムが。
いや、来たことを
こっちに伝えればいいんだから、
一回鳴らせば十分なのでは…
何となく
嫌な予感がしたので、
洗面所に置いた
スマホを見ていると
知らない番号からの着信が。
うわー。
案の定、
「自宅にいないんですか?」
という確認の電話でした。
話を聞いてみると、
「チャイムを鳴らして
置いといていい」
という、こちらの
送った文章が相手には
届いてなかったんですよ。
「うーん、備考欄に
ちゃんと書きましたけどね」
と、伝えたところ、
「その連絡の不備は
お客様と出前館の問題なので
こちらに言われても知りません」
という趣旨の返事が。
おー、何か腹立つ(笑)。
ポジション取りを間違えるな!
コレですね、
店員の言っていることは
確かに間違ってないんです。
「客」と「店」と「出前館」は
それぞれ独立していて、
出前館はあくまで
客と店をつなぐ
プラットフォームですから、
連絡の不備については
出前館に言えって
話なんですよ。
ただ、実際には
客の立場からすると、
出前館から
注文をしているので、
「出前館」と「店」って
ほぼイコールですよね。
その状況で
「連絡に関しては
直接出前館に言って」
「うちは関係無いです」
という態度を
あからさまに取られると、
正論でも
心証はめちゃくちゃ
悪いんですよ。
ウーバーイーツも
配達員は個人事業主なので、
配達のミスは
配達員が自分で
責任を取るのが基本ですが、
ウーバーイーツ本体に
多くの人が苦情を言いますよね?
実際にどういった
契約形態になっているかより、
「周りから
どう見えているか?」
の方が重要なんです。
例えば、
お客さんに
誰かを紹介した際に、
紹介した人がミスをしたら
こっちにも連絡が来ますよね?
その時に
「紹介しただけなので
僕に言われても知りませんよ」
なんて答えてしまったら、
正論だとしても
ヤバいじゃないですか(笑)。
紹介した人自体が
ミスをした訳でなくても、
紹介した責任を感じて
一緒にフォローした方が
関係性がうまくいくように、
第三者が関わる時は
ポジション取りが非常に大事。
役所などが
間に入る時には、
お客様と一緒に
役所と敵対した方が
連帯感が強くなるなんて
ケースもありますし、
ポジション取りを
うまくやると
良い関係性を
維持しやすくなります。
正論だけで
動かないよう
注意しなくては…。
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その「お客様ファースト」は
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日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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