おばちゃんが広げる発想の幅。

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昨日から、
「タネの会in新潟」が
スタートしました。

初日は夜の食事のみで
終わるのが通例となってまして、

昨日は「田舎家」という
老舗の郷土料理屋で
名物のわっぱ飯を頂きました。

新潟の飲食店は
働いている方の年齢が妙に高い！

おそらく、
60歳は超えているのでは？

という女性ばかりでした。

（たまたまかな）

こっちの注文を
なかなか聞き取って
くれないので、

料理が全然出てこなかったり
頼んだものと違うものがきたりと
メチャクチャなんですが(笑)、

すごく勉強になる部分も。

面白かったのは、

なぜか
コチラが注文した料理を
「ダメだ」と言われるんですよ。

みたいな(笑)。

店員が注文された
料理にダメ出しって
普通は有り得ないと思うんですが、

見方を変えれば
お客さんに少しでも
美味しいモノを食べて欲しいという
気持ちが接客に出てるんですよね。

料理や飲み物を運んでくる度に、

当たり前のように
店員さんとの会話が生まれる環境で、

「田舎家」という店名の通り
本当に家で家族が
料理を出してくれるような
感覚でした。

世間一般的な
接客業のマナーを
基準として見ると、

良くない部分も
たくさんあると思うんですが、

「顧客と特別な関係を築く」

という意味では
すごく印象に残る接客でしたね。

今って、トラブル回避のために

「マイナス面を無くす」

という考え方の
サービス対応ばかりが
されてるじゃないですか。

これがどこの店に行っても
同じように感じる
「機械的な店づくり」を
助長しているんじゃないかなと。

時には、型にハマらない
接客を受けてみることで、

自分の発想のカラを破るのも
非常に有効です。

オシャレな店ばかりでなく、

田舎のおばちゃんが
切り盛りするような店にも
ぜひ行ってみてください！

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