「1on1」のありがちな失敗とは？

Tweet

Pocket

昨日は顧問先で、

役職者に集まって頂き
「1on1」の研修講師を
させて頂きました。

一般的な
人事評価の面談とは違い、

「スタッフの成長」のために
面談をおこなうのが
1on1の特徴。

今回が
二回目の研修です。

ロールプレイングをすると
よくわかるんですが、

皆さん
一般的な面談のやり方が
染みついているので、

気が付くと
尋問のような
形になってるんですよね(笑)。

優秀な人ほど、

相手が答えやすいように
選択肢を絞った
質問を選んでしまう。

すると、一見
面談自体はスムーズに
できているような
感じがするんですが、

上司がスタッフのことを
把握したり、

上司の言って欲しいことを
スタッフに言わせてたり
しているだけで、

「スタッフの成長」には
つながっていないんですよ。

ですから
意識としては、

「オープンクエスチョン」
を選んだ方が良いですね。

相手が一瞬、

何と答えていいか
わからないくらいに
抽象度の高い質問をする。

極端に言うと、

「何が幸せですか？」

みたいな感じ。

何て答えたらいいのよ
っていう(笑)。

ですが、そういった
「自分の本質」を
問われることって、

日常生活では

なかなかありません。

何て答えたらいいんだ…
と考えていくうちに、

「なぜ働いているのか？」

「なぜ今の仕事に
価値を感じているのか？」

「もっと仕事を
楽しくするためには
何が必要なのか？」

と、自分の潜在意識の
深い部分に気がついていく。

その気づきを与えて、

行動に移すための
サポートをしてあげることで
成長を促すことができるんですね。

こういった
意識を持っておかないと、

ただの職務の一部の
面談で終了してしまうので
注意が必要です。

相手のための
面談だと忘れないことが

何より大事ですよ！

Tweet

Pocket