「１on１」でスタッフの意識改革を。

 

 

 

昨日は、数年前から
スタッフ教育のサポートに
お力添えしておりますクライアントに、

 

「１on１」の導入についての
研修をさせて頂きました。

 

 

 

「１on１」は
上司と部下が１対１で行う
対話のことで、

 

世の中の主流である
人事評価面談とは別物。

 

 

 

 

 

 

 

「上司との面談」と言うと
怒られそうな感じがして(笑)、

 

あまり良い印象を
持っていないスタッフさんも

多いと思うんですよね。

 

 

それって、

 

「上司が一方的に
指示や指摘をする関係」が
できていることが原因の一つ。

 

 

 

 

 

対して、「１on１」は
部下の成長促進が目的で、

 

上司が報告を受けて
指導をするような
管理のための時間ではないんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、昨日は、

 

「１on１の際には
部下に自分の言いたいことを
言わせるような
『誘導』をしてはダメですよ」

 

という話をしたところ、

 

ロールプレイングの時間が
地獄絵図と化しました(笑)。

 

 

 

実は、話すのが上手な人ほど、

 

無意識に相手を
『誘導』しているものなんですよ。

 

 

 

 

 

そこを僕が横で
指摘しながら進めていると、

 

使える言葉が一気に
減ったような感じがしたのか
皆さん、カタコトになってました(笑)。

 

 

 

 

 

それに大笑いしながらも、

 

「今までは部下の
自主性を引き出すのではなく、

 

自分の考える効率の良い方法を
押し付けていたのでは…」

 

と感じていた方が
多かったように見えましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上司が頼りになると

 

「言われた通りにやる方がラク」

 

という心理が
どうしても働いてしまうので、

 

部下が自分で
考えなくなっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

その改善には
「答えを与える」のではなく、

 

「相手の心の中の
答えを引き出すこと」が
重要になるのですが、

 

時間がかかるので
なかなかそんな余裕が無い。

 

 

 

 

ですから、
「１on１」という
制度を導入することで、

 

１対１で話す時間を
確保することが有効なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は「１on１」の
専門家ではないんですが、

 

普段している
コンサルティングって
実は「１on１」に近いんですよ。

 

 

 

自分の会社を
どうしていくか決めるのは
クライアント自身なので、

 

クライアントの中にある
ビジネスの理想像を引き出して、

 

形にしていくのが
コンサルティングの
一つのやり方だからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、

 

今回の研修は
非常に好評を頂きまして、

 

早くも来月に
第二回の開催が決まりました。

 

 

 

スタッフさんとの
コミュニケーションを深めたり、

 

自主的に動ける
マインドを形成したい場合には
「１on１」が有効な場合がありますので、

 

ぜひ、ご相談ください！！