最近、料理をする
機会が増えてきたので、
スーパーに買い物に
行ったりしております。
普段から
買い物をしていないと、
商品の金額の相場が
全くピンとこないですね(笑)。
ネギ一本98円が
高いのか安いのかわからん…。
で、昨日は肉売り場で
牛肉を選んでいたんですが、
途中で肉を入れる
発泡スチロールのトレーが
無くなったのか、
同じ商品なのに
白いトレーに入っている肉と
黒いトレーに入っている肉が
並んでいたんですよね。
僕が思わず
手に取ったのは黒いトレー。
もう、明らかに
こっちの方が美味しそうに
見えるんですよ。
白いトレーだと
安っぽい…もとい
リーズナブルなお肉に
見えたんですが、
黒いトレーだと
にわかに高級感が出てくる。
同じ肉だって
わかってるんですけどね…。
まあ、コレって
ビジネスの基本中の基本で、
商品の外観を変えただけで
爆発的に売れるようになった
例はいくらでもあります。
ちょっと昔の話ですが、
1952年に出版された
太宰治の「人間失格」が
2007年に新装版で発行された際、
表紙のイラストを
「DEATH NOTE」で
有名な小畑健さんが描くと、
わずか一か月半で
75,000部が売れるという
異例の事態となりました。
当時は
「DEATH NOTE」の
連載が終了し、
映画も大ヒットした直後の
フィーバーの時期。
その旬な時に
主人公の夜神月を
連想させるようなイラストを
表紙に持ってきた。
これだけで中味は全く
変わっていないにも関わらず、
本がバカ売れした訳ですよ。
いかに人間が
商品の外観にカンタンに
影響されるのかよくわかります。
特に中小企業はこういった
商品の外観にかける
コストや労力を
惜しんでいるケースが多いです。
「中味を充実させよう」
という心意気は
大変素晴らしいんですが、
手に取ってもらうためには
「良いモノ」より
「良さそうなモノ」であることが重要。
見せ方を変えるだけで
今までと全く同じモノを
たくさん売ったり、
高単価にして
売ったりすることは
決して難しくありません。
ご自身の商材が
「他人からどう見えているか?」
を、一度
見直してみてくださいね!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
お気軽にお読みくださいませ!
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