つい先日、
「NHKから国民を守る党」
についての
記事を書きましたが、
どんどん面白いことに
なってますね(笑)。
党首が堂々と
受信料を踏み倒すことを
宣言したのを受け、
大阪府の知事も
「国会議員が払わないなら、
大阪府も払わない」
とNHKの明確な
意思表示を要求。
日本中を巻き込む
論争に発展しています。
まあ、ここでは
個人的な政治見解は
述べませんが、
ビジネス的に見ると
N国党のような
「大手にケンカを売る」
タイプのアピールって
実は非常に有効なんです。
我々の生活って
大手企業と切り離すことが
できない状態になっています。
洗剤、洗顔料、シャンプー、
歯磨き粉、消臭剤などなど、
家の中を見渡せば
必ず何か一つくらいは
大手企業の製品があるはず。
有名タレントを起用した
CMを何度も目にすることで、
我々は大手企業の
製品に対する「安心感」を
どこかで感じているんです。
それと同時に
ネットで多くの
情報を得ている国民は、
「あれだけ
広告費をかけているのに
安い金額で売れるってことは
中味がまともではないのでは…」
「ツヤツヤの髪の毛の
あの女優達は、
おそらくTSUBAKIの
シャンプーを使ってないよな…」
と、だんだん
賢くなってきたので、
「疑心暗鬼」にもなっている。
この大手企業を
信じていいのか悪いのか
わからなくなっている
人々に対して、
「○○の柔軟剤の香りは
身体に有害な成分が
生みだしているから危険だ!」
「△△のシャンプーは
石油系だから使うとハゲるぞ!」
なんて、一刀両断してくれる
その道の専門家が現れると、
迷える子羊達は
一斉に集まってくるんですよ(笑)。
人間って、
「○○は凄い!」
と言うよりも
「○○はダメだ!」
と言った方が、
反応するんですよ。
「この洗剤は
オーガニックな成分だけで
作られているから凄く良い」
と営業されるよりも、
「CMでよく見る
○○という洗剤は、
発がん性物質が入ってるし
服の繊維を痛める
△△も入っているし…」
と認知度が高いものを
批判する意見の方に
興味を惹かれてしまう。
ワイドショーが
有名人の悪口ばかりなのを
見ればよくわかりますよね(笑)。
で、認知度の高い
大手の製品をぶった切ると、
「じゃあ、何を使えばいいの?」
と相手が食いついてくる。
ここで、自分の持つ
その弱点をカバーできる
商材の営業をすると、
買ってもらえる確率が
上がるんですよ。
まあ、
最近ではこの手法が
悪用されすぎているので
やり方に工夫は必要ですが、
「多数派をぶった切る」
という行動は
必ず一定の支持者を生みます。
毒にも薬にもならないような
無難な見せ方をするくらいなら、
思い切って
「批判」に力を入れるのも
売り方の一つです。
人としては
ダメかもしれませんが(笑)、
こんな方法も
頭に入れておいてくださいね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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