「行動」の前に必要な「掘り下げ」。

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昨日は
リラクゼーションサロンの

経営者様と個別面談。

スタッフの接客レベルを
もっと高めたいと
お考えだったので、

その手法についての
アドバイスが
欲しいとのことでした。

ただ、ちょっと待てよと。

「そもそも、どうして
接客レベルを上げたいんですか？」

と質問するところから
スタートさせて頂くことに。

そりゃ接客のレベルは
高い方が良いでしょうが、

その目的が
よくわからなかったんですよね。

当たり前のことですが、

経営には常に
何らかの目的があって、

その目的を
達成する手段として
何かに取り組む訳です。

例えば、

「リピーターを増やしたい」

という目的があって、

それを達成する方法が
複数存在する中から

「接客レベルを上げる」という
手段を選んだなら理解できますよね。

ハッキリした
目的が無い状態で、

「なんとなくだけど、
接客のレベルを上げよう！」

と取り組みを
スタートしてしまうと、

何をもってレベルが上がったと
判断していいのかすら
わからない訳ですよ。

もっと言うと、

「リピーターを増やしたい」

という目的にしたって、

その、さらに奥には

『売上を上げたい』

という、
より大きな目的があるはず。

であれば、

単価を上げたり
客数を増やしたりと
売上を上げる方法が
たくさんある中で、

リピーターを増やす道を
選んだ理由って何なのか？

こうやって
どんどん奥へ奥へと
掘り進んでいくと、

「なぜ売上を上げたいの？」

「どんな会社を作りたいの？」

「そもそもどうして独立したの？」

と、自分の
一番深い部分にある

『本当の目的』に
辿りつくことができるんです。

そこが
明確になった時に初めて、

一つ一つの
取り組みの足並みが
揃ってきます。

そうでなければ、

都度、思い付きで
行動することに
なってしまいますので、

「なぜ？」「なぜ？」

と常に自分の考えを
掘り下げてみてくださいね。

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