唐突なんですが。
振り返ってみると
僕が今まで会社経営をしてきて
「失敗したなぁ・・・」
と感じることの8割くらいは
『社員教育』ではないかと
気が付きました。
もちろん、
スタッフに対して
文句を言っている訳ではなく(笑)、
自分の指導に
問題があったと
感じるんですよね。
まあ、
社員教育を仕事にしているのに
社員教育に失敗してるって、
すごくダメな感じが
すると思いますが(笑)、
昨日、新たに
社員研修のお仕事を
頂いたことをきっかけに
改めて
「自社の社員教育」は
難しいと思ったんですよ。
「雇用する」ということは、
スタッフに対して
一定額の給与を保証すること
でもあります。
つまり、
「お金を払っている人に対して、
自分の時間を割いて教える」
という行為が
必要になるんですよね。
(当たり前のことですが)
ところが、僕の感覚だと、
「教える行為」って
商品なんですよ。
なので、
通常は教えると
お金をもらえるはずなのに、
教えた相手に
お金を払わなきゃならないって
もう意味がわからない(笑)。
すると、
冷静ではいられない訳ですよ。
クライアントに対しては
「一回教えたくらいで
できるようになることは無いので、
教育は忍耐が必要ですよ」
みたいな話をしているのに、
自分のところの
スタッフがミスをすると
「それ教えたやろがいっ!!」
とイライラする(笑)。
残念ながら、
人間ってこんなもんです。
ところが、仕事として
社員研修にいくと、
こういった感情って
全くと言っていいほど
生まれないんですよ。
「ミスをするなんて
当たり前のことですから」
と心から言える。
それが相手にも伝わるので、
信頼してもらえて
能力を伸ばしやすくなる。
だから、社員教育は
第三者に任せた方が
うまくいくんです。
僕はコンサルタントですが、
自分自身にも
コンサルタントを
つけているように、
社員研修を仕事にしている人が
自社の社員研修は
外部に任せることって
決して珍しくありません。
それくらい人は、
距離の近い人に対して
フラットな対応ができない。
そのことを
もっと自覚すべきかなと。
何でもかんでも
社長がやろうとするのって、
決して良いことではありません。
得意な部分に注力して、
自分でやらなくても良いことは
どんどん外部に振っていく。
この割り振りを
一度見直してみることを
オススメします!!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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