今週はセミナー受講特典の
個別面談が多数入っています。
セミナーに関連した
目標設定についての話から入って、
ビジネスモデルの
アドバイスをさせて頂く
流れになることが多いですね。
その中に三社も
似たようなお話を
させて頂いた会社がありました。
カンタンに言うと、
大手を追従するような
ビジネスモデルに
なりかねない部分があったんです。
やはり、首都圏に比べて、
札幌って
情報の流入が遅いんですよ。
ですので、
大手が持っている
最新の技術や設備なんかを
目の当たりにしてしまうと、
という考えに
なってしまうのも
無理はありません。
その結果、
「この技術を学ばなければ!
「あの設備を仕入れなければ!」
「新しいスタッフを雇わなければ!」
と、大手のマネをして
あれもこれもと
手がけてしまうんです。
これって
「イオン」に対抗して、
「まいばすけっと」
(ちっちゃいスーパーです)
を作るみたいな行為。
同じ土俵で勝負したら、
品数も価格も
エンターテインメント性も
絶対に大手には勝てません。
では、首都圏から
イオンが進出してきても、
負けない会社にするには
どうすればいいのか?
それが「特化」です。
例えば、
僕はダーツが好きなので
「HⅰVe」という
ダーツショップに
よく行くんですが、
そこにはダーツしか
置いていません。
店内は狭いんですが
品数は尋常じゃありませんし、
試し投げが
できるコーナーもあり、
店員さんの商品知識もスゴイ。
もし、このお店の隣に
イオンが建って、
その中にダーツの
販売コーナーができたとしても
僕はそこで買うことは無いですね。
イオンにとっての
ダーツコーナーは
多数ある販売コーナーの
一つでしかありませんから、
売れ筋の商品しか
入荷できませんし、
店員に商品知識が
あるはずもないですから。
何かの「専門店」を作れば、
資金で圧倒的に劣る大手にも
その分野でだけは
勝つことができるんです。
別の例でいくと、
大谷翔平選手のように
体が大きくて、
パワーもあって、
速い球も投げられて…
みたいなスター選手に対して
才能で劣る選手が
真っ向から勝負したって
絶対に勝てません。
ですが、
「バントの技術だけを磨く」
「走塁の技術だけを磨く」
「守備の技術だけを磨く」
というように、
地味でも何か一つ
自分が一番優れている
部分を見つけられれば、
生き残っていくことは
できるんです。
2016年に引退した
読売ジャイアンツの
鈴木尚広選手は、
出番がほぼ代走だけなのに
年俸で「6,000万円」を
稼いでいましたからね。
もし、彼が大谷選手のような
スターになりたいと思って、
パワーをつけたり
速い球を投げようとしたり
していたなら、
すぐクビになっていたはず。
弱者には弱者なりの
生き残り方が
あるということです。
大手の取り組みを
参考にしたり、
勉強したりするのは
とても大事なことなんですよ。
ですが、大手と同じ戦略を
中小零細企業が取ってはダメ。
横にイオンが建っても
ビクともしない
ビジネスモデルを
構築していきましょう!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
お気軽にお読みくださいませ!
会社名 | 株式会社F.A.O (日報ステーション札幌) |
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