満席のラーメン屋の味は普通。

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昨日から釧路に来てます。

僕の親戚はほとんど
釧路に住んでいるんですが、
全く来てないなぁ…

たぶん20年ぶりくらいですね。

今日は
朝9時半から営業している
ラーメン屋で朝食。

開店と同時に
すぐ店内は
地元民で満席に。

服装から察するに、

出張で来ているのは
僕たちくらい
だったんじゃないかと。

まあ、
ハッキリ言って味はね…

フードコートの
ラーメンと言いますか、

「コレ、美味しい！」

と唸ってしまうようなものでは
全然なかったんですよ(笑)。

失礼ながら超普通。

で、そんなに具が
豪華な訳でもないのに、

値段は割と高め。

何と言うか……

お店が流行るような
要素はあまり無いかなと
感じてしまいました。

それでも満席になるのは、

おそらくこのお店が
地元民の生活の一部に
なっているからなんですよね。

「外食しよう」

という気持ちで
ここに来ているのではなく、

「朝ご飯を食べよう」

という認識なんじゃないかと。

お店自体も
家の中のような造りで、

店主とお客さんの
会話の様子を見ていても
家族のような感じ。

帯広では
インデアンカレーをお店で買い、
鍋で持ち帰って
家庭で食べる習慣があるように、

生活の一部として
認識されることで
競合との差別化を図る
方法もあるんだなと。

美味しいモノを提供すれば
お客さんが集まってくる
訳ではないと再認識。

飲食店が提供しているのは
料理だけではないんですよね。

お客さんが
何に価値を感じて
やって来るのかを

見つめ直さなきゃならんと
思わされました。

ビジネスは奥が深いなぁ。

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