昨日は京都滞在の最終日。
朝からイベントに出席して
スピーチを聞く機会が
あったんですが、
失礼ながらコレが…
どうも気持ち悪かったんですよ。
自分がプロとして
講師業をやっているので
厳しく見てしまったのかとも
思ったんですが、
周りの人も皆さん
同じような感想だったので
やっぱりかと。
もちろん、
気持ち悪いと言っても
外見の問題では無いんですよ。
清潔感のある身なりでしたし
どちらかと言えばしゃべる技術は
高いと感じました。
緩急や抑揚のつけ方は
訓練されてると感じましたし、
感情のこもった
熱いしゃべりもできている。
ただ……
どうにも気持ち悪さが(笑)。
おそらく原因は
演じたキャラクターが
悪かったんですよ。
自己陶酔の強さが
最初から前面に出ていたので、
聞く人が一気に引いてしまった。
日本人って基本的には
「人と違う」ことに対して
強い違和感と嫌悪感を
持つ民族なので、
相手の心をツカむ前に
あまりに異質なモノを見せると
耳が閉じてしまうんです。
自己陶酔自体は
悪いとは言い切れないんですよ。
アーティストのライブなんかで
ものすごくクサい台詞を叫んでも
観客が盛り上がっているのは、
歌を通して
場の空気が出来上がっているから。
ライブって必ずと言っていいほど、
登場と同時にすぐ歌って
その後からトークの時間に
入っていくじゃないですか。
それは
何の空気もできていないところで
いきなり話しかけても、
心をツカめていないので
空振る可能性が
高いからなんですよ。
ですから、スピーチの際も
ツカミをきっちりと入れて
徐々に観客を盛り上げていって、
ピークになる部分で
多少演技がかった物言いを
していくのであれば、
キャラクター作りが
非常に効果的に
働くケースもあります。
その過程をすっ飛ばして
急にクセの強いしゃべり方から
話を始めてしまったので、
冷えた空気が終盤になっても
戻ってこなかった。
僕の目には
そんな風に映りました。
演じるというのは
大きなパワーを持つ
行動の一つではあるんですが、
使いどころを間違えると
聞く人の心が離れてしまう
諸刃の剣でもあります。
嫌われないように
何の特徴も無い淡々とした
話し方だけをするのも
考えものですが、
攻める時にはそれができるだけの
空気をきっちり作るべきですね。
やはり、
人が話すのを
聞くのは勉強になる…。
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