昨日、提携して
業務をおこなっている、
高校生の息子さんがいる
Tさん(女性)から、
「ママ友の話なんだけど、
息子さんの
テレビゲームをやめさせようと
コントローラーを取り上げたら、
大暴れされたらしいのよ」
という話を
聞かせてもらいました。
ママ友は息子とも
親交のあるTさんに
相談をしてきたようで、
そこでTさんは
何をしたのかと言うと、
暴れたママ友の息子と
一緒にゲームで
遊んだんですって。
で、
「コレ、面白いよ」
とママ友も招き入れて
三人でゲームをしたと。
すると、
「あら、面白いわね」
と連鎖が続いて(笑)、
結果的に
仲直りできたらしいです。
その後は、ゲームを通して
コミュニケーションも
取れるようになって、
長時間、ゲームばかりを
することも減ったんだとか。
なるほど。
お母さんからすると
テレビゲームの時間って、
「何が面白いのかわからない
ムダでしかない時間」
だったんでしょうね。
だから、
という観点になってしまう。
ですが、
ゲームに夢中になっている
息子からすると、
大事な
「楽しい時間」なんですよ。
それを無理に
取り上げようとすると
反発を受けることになる。
当然のことですよね。
仕事に置き換えると、
最近は会社の飲み会に
来たがらないスタッフが
増えてるなんて
よく聞くじゃないですか。
飲み会に誘ったら
残業代を要求されたとか、
仕事が終わってなくても
定時になるや否や帰るとか、
「ゆとり伝説」みたいに
言われてる訳ですよ(笑)。
ですが、
コレもお互いが
大事だと感じるモノが
ズレてるからなんですよね。
別に、仕事のことを
大事だと感じる
人の方が偉くて、
家に帰って
趣味に使う時間が
大事だと感じる人が
ダメということではありません。
大事だと感じることが
自分とズレているからといって、
それをないがしろに
してしまっているようだと
円滑なコミュニケーションは
望めないってことですね。
ふと思い出した
あまり関係ない話ですが、
僕が塾講師時代に
担当することになったクラスに
いじめがありました。
で、いじめていた側の
グループを授業後に
呼び出して話をしたんですが、
どんなことをしていたのか
聞き取りをした後に、
「いじめが楽しくて
やってるんだろ?
だったら
こんなもんじゃ
ぬるいって!」
と叱ったんですよ。
「こうした方が
精神的なダメージが
デカいだろうよ!」
「みんな
良いアイディア出せや!」
と、もっとすごい
イジメ方を皆で
一緒に考えたんです(笑)。
すると、
ここでは書けないような
凄惨なプランが
仕上がりまして(笑)、
と聞いてみたところ、
「いや、こんなに
酷いことをしたいほど、
嫌いな訳じゃないから…」
と子ども達が
ちょっと引いてました。
で、
「中途半端に
いじめるくらいなら
仲良くしとけや!」
と話を締めくくると、
翌日からもう
仲良くやってましたね(笑)。
もし、
「いじめは良くないぞ!」
と上から押さえつけていたら、
うまくいかなかったかも
しれません。
相手のしていることが
どんなにくだらないことに
見えたとしても、
それはあくまで
こっちの価値観です。
「理解」を
心がけた方が
うまくいきますよ。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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