昔から野球をやっていたことは
度々、記事にもしていますが、
高校時代に
思い出深いことがありました。
僕のいた高校の
野球部のグラウンドは、
テニスコートや
ラグビー場が隣接してます。
で、野球で使う硬球って
鉄みたいな硬さなので、
他の競技場にボールが入らないよう
ものすごい高さのフェンスで
グラウンドが囲まれてるんですよ。
僕は一度だけ
打撃練習の時に
このフェンスを越える
打球を打ったことがあります。
それがいつだったかと言うと、
3年生の夏の大会の
最後のメンバー発表が
終わった後。
春の大会は
ベンチ入りしたんですが、
ケガの影響もあり
最後の最後で
メンバーから外されてしまい、
選手として試合に出る夢は
潰えた訳です。
その直後の練習で
大ホームランを打ったんですね。
メンバー発表の前は
野球がすごく
難しく感じてました。
多くの理論を学んで、
色々な形を試して、
それを実践する訓練を積んで…
と、その時にできる
ありとあらゆることを
やって来ましたが、
結局、最後まで
しっくりとくる答えは
見つからなかったんですよ。
ですが、メンバー発表が終わって、
「もう結果が出なくてもいいんだ」
とプレッシャーから
解放された時に
視野が広がったんですね。
(いいだけ泣いた後ですが 笑)
「結局、打てるボールは
ストライクゾーンを通るから、
その時に良い形で
スイングができていれば
それだけでいいんじゃない?」
と、カンタンに考えられた時に
良い結果がついてきたんです。
もう遅すぎましたけども…。
これって、おそらく
スポーツに限った話ではなく、
経営も同じなんですよね。
もがき苦しんで
会社を潰してしまった人が
サラリーマンに戻ってから
経営のことを考えると、
おそらく非常に
カンタンに感じるんじゃないかと。
くらいに考えられるはずなんですよ。
ですが、
全力疾走している人には
周りの風景が見えませんから、
もがいている時には
シンプルなことでも
気づくことができないんです。
僕が今、
そのことに気が付けるのは、
コンサルタントという
職業のおかげなんですよ。
「クライアントの会社の経営を
客観的に見る機会を
多く持つことができる」
こんな仕事って
なかなかありません。
自分自身が
経営を考えるプロでも、
自分の会社のことだけを
考えていると
僕も訳がわからなくなりますもん(笑)。
それくらい
経営って難しいですし、
端から見ているとカンタンです。
結局のところ、
どの角度から
見るかなんですよね。
要は、全力で走るだけでなく、
立ち止まって
周りを見渡すことも
立派な経営のための
努力だということです。
全力で走りすぎていると感じた
クライアントとの面談が
先週は続いたので、
参考にして頂けばと。
さて、野球して遊んできます。
これも努力です(笑)。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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