「フライボール革命」
という言葉を
ご存知でしょうか?
あ、ビジネス用語でも
何でもないので
知らなくても全く問題無いです。
コレは近年、
野球界の常識を
覆そうとしている
打撃理論のことなんですね。
野球のルールを
さっぱり知らない人が読むと
ピンとこないかもしれませんが、
難しそうな用語は
読み飛ばしてください(笑)。
今までの野球界だと
「球を転がすように打て」
と指導するのが一般的。
転がした(ゴロを打った)場合は、
「相手が捕る」
↓
「投げる」
↓
「投げられた球を捕る」
という
三つの動作が生まれます。
すると、
ミスが起こる確率が
高くなるんですね。
対して、球を打ち上げて
フライにしてしまうと、
「相手が捕る」という
一つの動作だけで
アウトになってしまう。
だから、
転がすことが
推奨されていたんです。
ところが、非常に細かい
データ分析を行っている
メジャーリーグの専門家により、
ということが
ここ最近、立証されたんですよ。
そこで
メジャーリーグでは、
「フライを打つことを心がける」
という理論が浸透し、
昨季は年間の総ホームラン数が
過去最高を記録するという
結果が残ったんです。
選手みんなが
ボールを遠くに飛ばそうという
意識に変わったということですね。
さて、野球に詳しくない人は
この辺りから再度、
読み始めてもらえると(笑)。
要は、メジャーリーグの
野球の理論がここに来て
大きく変わった、
という話をしたいんです。
メジャーリーグが
開幕したのは「1876年」。
もう140年を超える
歴史がある訳ですよ。
で、この間に用具が進化し、
技術が進歩し、
どんどん競技のレベルは
上がりましたが、
さすがに100年以上もやると
理論は固まってくるじゃないですか。
すると、陸上選手が
「0.1秒」記録を縮めるのに
10年を費やすように、
マイナーチェンジはあっても
大きな変化って
普通は起こらないんですよ。
ところが、140年を超えた今、
大きな革命が起こった訳です。
ずっと同じルールで
続いている野球ですら
こんなに大きな
変化が起こるってことは、
ビジネスの世界で
革命が起こるなんて
当然のことですよね。
だって、
パソコンやスマホの
普及なんて野球で言うと、
「改造手術で200km/hの
ボールを投げる投手が出てくる」
くらい競技の根底を覆す
変化じゃないですか(笑)。
となると、
この変化に対応することも
経営の必須要素になる訳です。
ところが、未だに
なんて言って、
ブログやメルマガなどの
情報発信ツールや、
ホームページ・アプリ等の導入に
後ろ向きな経営者も多いんですよ。
化石か!と(笑)。
もちろん、どれだけ
ビジネスのルールが変わっても、
変える必要の無い技術や
心構えはあると思います。
ですが、変化に対応しないことと、
変わらない芯を持つことは
全くの別物ですからね。
自分のやり方を
「変える」のではなく、
「時代に合わせていく」意識は
持っておきたいところです。
特に過去に成果が出たやり方は
変化させることへの抵抗が
大きくなってしまうので、
僕ももうちょっと
柔軟性を持たなくちゃと
改めて思いました…。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
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