「ハッピーターン」
と言えば、
亀田製菓の定番のお菓子。
食べたことが無い人なんて
いないのではないでしょうか?
そのハッピーターンについての
記事をニュースで見ました。
ハッピーターンは
ポテトチップスのように
大きな袋の中に裸で
入っているのではなく
(密封タイプと言います)、
一つ一つが
個別に包装されています。
当然、コストが
余分にかかることが
想像できますが、
なぜ、あえて個包装をするのか?
それは、
「味にばらつきを作る」
コレが目的なんですって。
普通に考えると
味は全て揃っている方が
良いように感じますが、
味を均一にするのなら
パウダーを生地に練りこめば
いいんですよ。
ハッピーターンは
あえてそれをやらずに
お菓子にパウダーをかけています。
それは、薄い味と濃い味を
あえて作ることによって
飽きがこないようにしているんですね。
(密封タイプの場合、
お菓子についたパウダーが
ぶつかり合って
落ちてしまうので、
味がある程度
均一になってしまうらしいです)
つまり、
「美味しいモノをつくること」を
ゴールにしているのではなく、
『長期に渡ってずっと
食べ続けてもらうこと』を
ゴールとして作っているんですよ。
一回買って食べてみて
それが美味しかったとしても、
と味に満足されてしまうと
リピーターにはなってくれません。
と後を引くような味の
商品にしたことが
ロングセラーを生み出した
一つの要因なんじゃないかと。
目先の成果を
上げることだけを
ゴールとして設定してしまうと、
生まれる商品やサービスも
短命なモノになり
次につながる成果が出ません。
二回、三回と
商品やサービスを
利用してもらうことを
前提としたゴールにしないと、
いつまで経っても
新規の獲得に追われてしまうので、
商品設計の際には
気を付けなければならないですね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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