先日、とある
月額制のサイトに
無料お試しの登録を
していたんですが、
(怪しくないやつです 笑)
使ってみると
サービス内容が
イマイチだったので、
お試し期間中に
解約をすることに。
こういったサイトは
解約のやり方を
わかりにくくするのが
一般的なので、
気合を入れて
探そうと思ってたんですが、
かなり目立つところに
「解約はこちらから」の表示が。
おお、珍しい。
ボタンを押すと、
「解約アンケート」
という画面が
急に出てきました。
まあ、よくありますね、
解約の理由を
聞かせてくださいというやつ。
二つ三つの
カンタンな質問を
クリックすると、
「解約アンケートを
受け付けました!」
と、大きな表示が。
アンケートも
妙にシンプルだなぁ…。
あっさりと
メインメニューの
画面に戻りました。
・・・どうも変だな。
このタイプのサイトは
とにかく手続きを面倒にして、
「もういいや」
と、相手を諦めさせて
解約を防ぐという(笑)
しょうもないやり方が
一般的なはずなのに、
諦めが良すぎる…。
ドコモとKDDIが
回線を解約するページを
検索エンジンに
引っかからないようにして、
総務省から
注意を受けてましたが(笑)、
まあ、ホント
よくある手口なんですよ。
不審に思った僕は、
解約はこちらからの
ボタンをもう一度押しました。
するとですね、
先ほどと全く同じ
解約アンケートの画面が
また出てきたんですよ。
解約は既に
終わったはずなのに…。
試しにそのページを
一番下までスクロール
してみたところ、
小さ~い文字で
「解約の手続きはこちら」
と書いてありました。
ココかい!
さっきのはフェイクかい!!
手段を選ばない凄み。
いやー、コレは
恐ろしい手口ですよ(笑)。
今までのやり方は
解約のページに
いかせなかった訳ですが、
あえてページ(ダミー)
に辿り着かせ、
アンケートに回答させ、
「アンケートを
受け付けました!!」
と、大きく表示することで
解約ができたかのような
印象を相手に与える。
(嘘はついてないですね、
アンケートは受け付けてます…)
解約が成立したと
勘違いした方は、
このサイトをもう
チェックすることが
ありませんから、
毎月のクレジットカードの
引き落としに気付かない場合、
延々と
月額の登録費用を
払い続けることになります。
すげえな。
この話を普通に聞くと、
「詐欺サイトが!」
怒りを
感じるかもしれませんが、
月額料金を
取り続けることだけを
考えるのであれば、
すごく有効な手段を
取っているとも言えます。
僕はこんな
クソみたいな手段は
絶対取りませんが(笑)、
ある意味、純粋ですよね。
お金を取ることだけに
全精力を傾けている。
普通は良心や
プライドがあって、
こういった手段を
選ぶことができませんが、
ある意味、この姿勢は
見習わなきゃならない部分も
あるのかなと。
スマホゲームの広告も、
実際のゲームと
全く関係の無い映像を
さも本編のように
出すのが流行ってますからね(笑)。
まともな感覚では
そんな売り方はできない。
ですが、経営者は
そういう取り組みすらも
ヒントに変えて、
アイディアを
捻出しなきゃならない時が
あるんじゃないかなと。
ぬるいことばかり
し過ぎていたんじゃないかと、
大阪に来て
ちょっと感覚が
研ぎ澄まされてきました。
絶対にマネはしませんが、
数字を取りに行く
姿勢だけは見習いたいもんです。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
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