先日、間接的に
銀行の方からの話を
聞く機会があったんですが、
来年の三月末までに
すすきのの飲食店が
半分近く無くなるのでは…
という予測が
されているそうです。
いやー、洒落にならん。
知り合いの飲食などで
数字を聞くと、
稼ぎ時の年末が
絶望的ですね・・・。
で、中には
「あの時、千田さんの
アドバイス通りに
しておけば良かった…」
と、おっしゃっていた方も。
売上を諦めるという決断。
何の話をしたかと言うと、
5月頃に軽く
相談を受けた際に
「お店を完全に休業しては?」
と、伝えたんです。
その時は
「はぁ?」という顔を
されまして、
「売上を上げるための
方法は何かあります?」
と、言い直されて
しまったんですが、
そんなもん無い訳ですよ。
そもそも人が
外に出てこないので、
どんな広告を出しても
呼び込めるはずが無いですし、
出前やテイクアウトを
始めるお店が
一気に増えましたが、
普段、利益率の高い
飲み物で儲けている居酒屋が
単価の安い弁当などを
少しばかり売ったところで
手元にお金は残りません。
広告費・人件費・食材費などが
かかることを考えると、
利益の出るイメージが
僕には全く湧きませんでした。
ですが、完全に
休業をしてしまえば、
広告は要りませんし、
食材の仕入れは
必要ありませんし、
人件費は
休業の助成金を使えば
実質ゼロになります。
もちろん、家賃など
一部の経費は残りますが、
中途半端な営業を
するくらいであれば、
こうして徹底的に
経費を削ることで
融資のみでも長期間
生き残れる状態を作り、
空いた時間で
別の売上の柱を作る
仕組みを構築した方が良い。
そういった
アドバイスをしたんですが、
「経費を抑える」よりも
「売上を上げる」に
目がいってしまうのが
人間ですから、
結果として
傷口を広げる動きを
続けてしまったんですね。
クライアントでは
なかったので、
深く口出しは
しなかったんですが、
早い段階で
力になれていたら
良かったなぁ……
と思ってしまいました。
引くことが
重要な時もありますね、
これが難しいんですが・・・。
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