今年、巨人の坂本選手が
史上二位の若さで
2,000本安打を達成。
最も守備負担の大きい
ショートを高いレベルで
守りつつの凄い記録です。
巨人は今シーズン
独走で優勝しましたが、
固定されていた
レギュラーの選手は、
坂本選手、岡本選手、
丸選手の三人のみ。
この三人は
日本代表に文句なく
選ばれるメンバーですね。
ですが、
以前に原監督は
「その三人と他の選手の
野球の実力はそんなに
大きく変わらない。
野球に取り組む姿勢が
違うだけです」
と語っていました。
ホンマかいなと
正直思っていたんですが、
昨日から開幕した
日本シリーズの
メンバーを見ると、
それを
考えさせられましたね。
両チームとも
「育成出身」の選手が
主力にいたんですよ。
ドラフト下位は厳しいのよ・・・
「育成」とは何かと言うと、
ドラフト会議で
指名されなかった選手を
練習生のような形で
囲う制度です。
一応、給料は出ますが、
最低年俸は240万円と
待遇は決して良くないですね。
ドラフトで
指名されないということは、
アマチュアの時点では
そこまでの評価を受けていない
選手の集まりな訳です。
ところが、
ソフトバンクの
開幕戦のバッテリーである
千賀投手と甲斐選手は
どちらも育成出身の選手。
今年盗塁王を獲得した
セカンドの周東選手も
育成出身。
巨人の外野で
スタメン出場した
松原選手も育成出身です。
つまり、
日本一を決める試合に
ドラフトから漏れた選手が
バンバン出ているんですね。
プロ野球は、毎年
100人強がクビになりますが、
そのうち
ドラフト下位で
指名された選手は6~7割。
ドラフトの時点で
評価が低かった人は
ほとんどの場合、
活躍できないんです。
それよりもさらに
評価の低い育成選手が
一軍の試合に出るってのは、
本当に
凄いことなんですよ。
(だいぶマニアックな
話になってきました 笑)
明確なストロングポイントを!
ちなみに、
育成から
這い上がった選手には
特徴があり、
それが
「一芸に秀でている」こと。
甲斐選手は
肩が異常に強い、
周東選手は
足が異常に速い、
といった明確な
ストロングポイントが
あるんです。
逆に言うと、
その他が
イマイチだったので
ドラフトからは
漏れたということですが、
一芸があることで
試合に出る機会を
得られるようになるので、
そこから弱い部分を
伸ばしていけば
一流になれる訳ですね。
(器用貧乏は試合での
使い方がわからないので
出番をもらいにくいんです)
これって
ビジネスの世界でも同じで、
何でもできる人より
ストロングポイントが
ハッキリしている人の方が
仕事をもらいやすいんですよね。
最終的に一流になる人は
多くのことをバランス良く
できるようになるんでしょうが、
最初は
「コレだけは負けない!」
という一点を
磨くことが重要。
仕事欲しさに
「アレもできます」
「コレもできます」
と言ってしまうと、
いくらでも
代わりのきく
「代用品」にしかなれません。
気をつけなきゃなりませんね…。
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