年齢とともに
安全運転になってきた僕は、
運転中にイライラすることも
だいぶ減ってきたんですが、
どうしても
許せないヤツが。
それが、
「道を譲ってくる人」です。
別にいいじゃんと
思われてしまいそうなので(笑)、
昨日あった事例を
詳しく説明しますと、
交差点の一時停止の
標識で停まって
僕は右折をしようと
していたんです。
その時に正面から
こちらに直進する車が
やってきました。
道路を挟んで
向かい合っている状態ですね。
当然、この場合は、
直進する相手と
右折する僕ですから、
優先順位は
相手の方が上になります。
にも関わらず……
なぜか対向車が動かない。
「何をやってんの?」
と思って運転席を見ると、
年配の男性が
アゴで先に行きなさいと
僕に指示をしてました。
はぁ??
もうね……
コレがめっちゃ
イライラするんですよ(笑)。
「譲る」という概念を
完全に勘違いしている。
どちらに権利があるのか
ハッキリしていない時にこそ、
譲るという行為が
意味があるんであって、
どちらが優先か
明確に決まっている時に
それを譲ろうとするのは、
ただのルール違反でしょう。
実際、同じような
シチュエーションで、
しつこく譲られたので
仕方なく僕が先に動いたら、
なぜか同時に相手も動いて
事故になりかけたことも……。
本人は善意で
やってるんでしょうが、
こういうのが
一番困りますね。
善意の使い方、間違ってませんか?
善意ってのは
なかなか厄介なもんで、
善意から生まれた行動が
相手のためになるとは
限りません。
例えば、
「遅刻を〇回したら
ペナルティで減給」
みたいなルールが
会社にあったとして、
それをやってしまった人が
落ち込んでいたのが
可哀想になったので、
「善意」でその処分を
無かったことにした。
どうです??
コレ、絶対ダメですよね。
ルールがないがしろに
されたことで、
周りの人は
「ルールを破ってもいいんだ」
と、認識してしまう。
そして、次に
ルールを破った人に
ペナルティを与えると、
「なんで自分だけ…」
と、不満が噴出するのは確実。
結局、ルールは
形骸化してしまい、
意味を為さなくなるんですよ。
ですから、
ルールに沿って動くのが
集団行動の大前提です。
バントのサインが
出ているのに、
それを無視して
ホームランを打っても
ダメなんですよ(笑)。
そこだけ切り取れば
良い結果が出てますが、
それによって
ルール遵守がされなくなると
組織は崩壊しますからね。
「善意」の使い方を
間違えないように
したいところです。
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日報ステーション札幌代表の千田が、
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