今日は、
「町おこしプロジェクト」
についての相談を頂きました。
内容は非常に面白そうで
すでに地元の議員にも
話が通っているみたいなんですが、
とすぐに言われてしまい、
なかなか企画が前に
進んでいないとのこと。
いかにもお役所仕事な
発言に聞こえますが、
実は民間企業の経営でも
同じようなことって
起きがちなんですよ。
クライアントの事業計画を
チェックする機会が
よくあるんですが、
妙に現実的な
「すぐにできそうなこと」
ばかりを書く方って
多いんですよね。
こう言うと、
と思った方も
いらっしゃると思いますが、
順番がちょっと違うんですよ。
「現実的なこと」って
何に取り組めばいいかが
イメージしやすいので、
もちろん必要なこと。
ただ、ほとんどの場合、
中身が全然面白くない(笑)。
そりゃ、今の自分が
すぐにできるようなことなんて
たかが知れてるんですから、
面白くなりようがありません。
ですが、周りの人を
大きく巻き込んだり、
自分自身のモチベーションを
長期間高く保ったりするには、
聞くだけで
ワクワクするような面白さ
ってのが必須なんですね。
そのとんでもないことを
現実のモノにするためだと、
「資金をどうやって集めるか…」
という現実的な問題に
一緒に立ち向かってくれる同志や、
力を貸してくれる仲間が
増えてくる訳です。
つまり、
「大きく夢を描いて」から、
「現実的な問題に対処」するのが、
正しい順番。
「できそうなこと」ではなく、
「どうしてもやりたいこと」を
まずは
どんどん書き出して明確にし、
細かいことは
後から考えればいいんです。
そうしないと
発想の幅がせまくなってしまい、
良いアイディアが
出なくなってしまいますからね。
お金だの人だの現実的なことは
一旦、遠くに置いてしまって、
『好き勝手に
実現すると楽しいことを書く』。
これが事業計画作りの第一歩です。
行き詰まった人は
試してみてくださいね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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