オマエはもう・・・死んでないんかい。

 

 

 

 

今日からお休みを頂き、

 

一泊で洞爺湖に
やって来ました。

 

 

 

時期が時期なので
観光をするというよりは、

 

客室露天風呂で
ダラダラ過ごすのが
メインの旅(笑)。

 

 

 

昼ご飯は
評判を聞いて
気になっていた

 

「まぐろ屋　十割」

 

というニセコの
蕎麦屋に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

どういった評判かと言うと、

 

 

蕎麦屋にも関わらず
マグロ丼が美味しいという
味の話だけでなく、

 

「とにかくルールが厳しい」

 

と、様々なクチコミサイトに
書いてあるんです。

 

 

 

 

 

「子どもお断り」

 

「スマホ使用お断り」

 

「大声での会話お断り」

 

「団体お断り」

 

と、取り決めが多数あり、

 

それを破ると
おばちゃんがやって来て
ガッチリ叱られるらしい…。

 

 

 

いやー、

 

僕こういう
こだわりの強い店は
嫌いじゃないんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

クチコミの中には、

 

「小学一年生の孫二人を
連れて行ったら入店拒否された。

 

料理が美味くても
客に対する心がない店に
商売をする資格は無い！」

 

というおじいちゃんの
書き込みもありましたが、

 

 

僕はこういうジジイ嫌い(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

客が店を選ぶように
店も客を選んでいいんです。

 

 

客だからって
もてなしてもらうのを
当たり前と思うなと。

 

 

 

 

 

ということで、

 

こだわりが強い店は
味にも期待できるなと
勝手に思っていた訳です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

いざ店に
到着してみると、

 

玄関前に
「未就学児お断り」
という看板があり、

 

 

「スマホ使用禁止！」

 

と書いた紙やステッカーが
これでもかと貼ってある。

 

 

 

 

おおー、いいねえ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、店内に入ると
壁にもメニューにも

 

「スマホ使用禁止！」

 

「店内ではお静かに！」

 

と、みっちり注意書きが。

 

 

 

トガってるぅー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも、

 

ここでおあつらえ向きの
男性客二名が来店。

 

 

 

40代と思われますが
見た目はほぼチンピラで、

 

「俺が儲かるビジネスを
オマエに教えてやるよ！」

 

と、しょうもない
ネズミ講みたいな話を
大声で話している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キター！！

 

 

コレ絶対
注意されるやつじゃん！

 

 

 

 

 

こんなんモヒカンで
バイクに乗って、

 

「ヒャッハー！」と
叫びながらケンシロウの前に
出てくるようなもんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、いったれ
おばちゃん。

 

 

どんな感じで注意するのか
俺に見せてくれ。

 

 

そのモブキャラの
秘孔を突いてしまえ。

 

 

 

 

 

 

 

ウキウキしながら
様子を見ていたんですが、

 

おばちゃんが
全く動こうとしない。

 

 

・・・あれ？

 

 

 

 

 

 

 

 

結構うるさかったので、

 

もう一組の老夫婦も
怪訝な表情でその二人組を
見ていたんですが、

 

それでも
おばちゃんは動かず。

 

 

 

うーん、北斗神拳が
通用しない程の相手には
見えないんだが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに
ヒャッハー二人の
蕎麦ができあがったので、

 

おばちゃんが
それを運び始めました。

 

 

 

 

「渡す時に注意するのかな…」

 

と、期待していたんですが、

 

 

「お待たせしました～」

 

と、至って普通の対応。

 

 

 

 

 

 

 

結局、最後まで
注意をすることはなく、

 

誰も怒られずに食事は終了。

 

 

 

 

 

なんかなー。

 

 

急に味も色あせて
感じてしまいました(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ、
一回行っただけなので、

 

クチコミが大袈裟なだけで
元々そんなに客に対して
注意をするような店では
なかったのかもしれませんが……

 

 

相手を見て
対応を変えてるとしたら
ガッカリ感は否めないですね。

 

 

 

ルールって
徹底されるからこそ、

 

意味があるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店側がルールを提示した以上、

 

それは約束事なので
お互いが守ることで
信頼関係が生まれます。

 

 

 

 

客側が破れば
ペナルティを受けるべきだし、

 

破った客に対して
店側は「ＮＯ！」と
言わなければならない。

 

 

 

 

 

 

その対応が
曖昧であれば、

客側もルールを
守る意味を感じなくなり、

 

「約束事を守らない相手」

 

という認識が生まれるので
信頼関係は消えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ルールを提示するには
それなりの覚悟が
必要ですからね…。

 

 

日本人の
メンタリティとしては
なかなか大変ですが、

 

ダメなものは
ダメと言わないと。

 

 

 

自分もそうなっていないかと

別の意味で
ドキドキしてしまいました…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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