昔は僕自身も
連呼していたんですが、
経営がうまくいってない
社長さんほど
よく言うことがあります。
それが、
「今手がけている
○○が落ち着いたら、
新しいことを始めますね」
といった言葉。
面白いくらいに
会社が成長しない時ほど
このセリフを
口にするんですよね…。
ハッキリ言って、
「仕事が落ち着く」ことって
無いんですよ(笑)。
今、僕の抱える顧問先は
年商で10億を超える規模の
会社もあれば、
立ち上げたばかりの
個人事業のオーナーさんもいます。
では、会社が大きくなると
だんだんトラブルや悩みは
減ってくるかと言うと、
一切そんなことはありません。
自分や会社の
レベルが上がれば、
トラブルのレベルも
比例して大きくなるからです。
そういったトラブルを
抱えながらも
どんどん前進していく会社と、
目の前のトラブル処理が
全て終わるまでは
何もしようとしない会社。
この差が
全てだと思うんですよね。
目の前のことしか
考えられない社長さんは、
トラブルがあって
燃えあがった場所を
一目散に消火しに行きます。
で、それを消し終わる頃には
目を離していた別の場所が
燃えあがってくるので(笑)、
今度はそっちを
消すために走り出す。
このイタチゴッコを
延々と繰り返してるんですよ。
だから、
いつまで経っても
成長が見られない。
ところが、
成長が早い会社の
社長さんって、
目先のトラブルを
良い意味で
後回しにするんですよ。
既に火がついたところを
焦って消しに行っても
もう手遅れなので、
燃え盛っている場所を無視して
これから燃えそうな場所を
先にフォローする動きを優先したり、
消火はできずとも
燃え広がらない程度の
対処だけはしておきながら
並行して新しいことを
始めてしまったりという
優先順位の設定をしています。
だから、
燃え盛った場所からの
被害を受けつつも、
少しずつ
トラブルが減っていったり
会社が成長していったり
するんですね。
何のトラブルも無く、
100%の力を
新しく取り組む何かに
捧げられるような環境って、
そうそう
できるもんじゃありません。
だから、
やらなきゃならないことを
たっぷり懐に抱えつつも、
会社を成長させる方向に
舵を切っていく。
その過程では多くの人に
ご迷惑をかけることも、
全焼の危機に
さらされることも
何度もあるでしょうが、
着実な成長を
伴っていくんじゃないかなと。
「今は忙しいので…」
と言い訳をしている人は
一生忙しいままだと思いますから、
そんな時こそ
「前進」する選択を。
わかっていても
逃げたくなるもんなので、
自分を鼓舞しつつ
書いてみました(笑)。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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