「タネの会in鹿児島」の二日目。
昨日は、指宿市に行って
「砂楽」という温泉で
砂風呂に入ってきました。
外国人を中心にすごい数の
観光客がいましたね。
指宿自体は
そこそこの田舎で
あまり人は多くないので、
ここは相当人気の
観光スポットのようです。
タネの会を通し
全国各地を巡るようになって
気が付いたんですが、
やっぱり人が集まる
観光スポットには
それなりの理由があるんですよ。
その中の一つに
「客の処理能力の高さ」があります。
要は、大人数が
一気に押し寄せても、
客を待たせずに
サービス提供ができるかどうか。
今回、入った砂風呂だと、
受付でサービスを選んで
タオル等のレンタル料金は
全て先払い。
その後は
順路が決められていて、
更衣室で浴衣に着替え
外の砂浜に案内されて、
何十個も並んでいる穴に
次々と入れられ、
両端からすごい速度で
砂をかけられて一丁あがり。
グループ全員が
埋められたところで、
砂をかけていたスタッフが
写真撮影をしてくれて、
あとは完全に放置。
自分で柱の時計を見て
勝手に起き上がって帰ってね、
というスタンスです(笑)。
撮影をした
スタッフ以外は
すぐに次の客を通して
砂をガンガンかけていく…
という流れなので、
利用者が多くても
並ぶ時間がほぼありません。
働いているのが
普通のおばちゃんばかりなので
見逃しがちですが(笑)、
すごく効率よく
お客さんをさばいているんですよ。
こう考える人って
必ず一定数はいます。
僕も待つのが嫌いなので、
完全にこのタイプ。
モタモタしていると、
逃してしまうお客さんって
確実にいます。
アナタの会社やお店は
迅速な顧客対応ができる
システムができていますか?
「お客さんがたくさん
入るようになったら、
スムーズに
対応ができるような
方法を考えよう!」
ではダメ。
その場合、根本から
システムを作り直さなければ
ならなくなる可能性もあって
効率が非常に悪いですし、
何より、
「たくさんお客さんが
やってくるお店にする!」
という『前提』で
動いていない店に
お客さんが集まることはありません。
どんな前提を持って
普段の業務をしているのかで、
意思決定の基準が
決まってきますからね。
ここがブレちゃいけないんです。
「人が集まるお店」は
「人を大量にさばけるお店」
でなければなりません。
と悩んでいる方。
そもそも大量のお客さんに
対応できる準備が
できていないのでは?
大量の顧客が必要になる
ビジネスモデル自体の是非は
ここでは置いておいて、
多くの集客を狙うのであれば
最初からその準備ができていないと
うまくいかないかもしれません。
常に数手先を見て
動かなきゃなりませんね。
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
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見つけ出し、日々お届けしております。
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